公開日
2018/09/13

犬と猫の同居は可能!仲良く暮らす為のコツ

犬も猫も飼いたいのだけれど、同居をさせるのは大丈夫なのか不安に感じて、飼わずにいる方は多いのではないでしょうか。一緒に飼っている人もいるけれど、喧嘩とかはしないのか色々疑問に思いますよね。
そこで今回は、犬と猫を同居させるためにはどうすればいいのかを紹介していきたいと思います。

そもそも犬と猫は仲良く同居できるの?

犬と猫の同居ですが、これは全く問題なく可能なことです。
そもそも、人と犬、人と猫共に全く違う種族が生活を共にしていますので、犬と猫が共に生活をすることも当然可能となります。
但し、やはり犬と猫はお互いがお互いの気持ちを汲み取ったり、理解したりしようとする気持ちは持ちませんので、同居をさせるポイントとしては、間に入っている私たち人間が犬と猫を無理に接触させたり、強引に仲良くさせようとしたりしないことです。
もちろん犬と猫が仲良くすることに問題はありませんが、早く仲良くなれるようにと無理矢理同じ部屋に入れるなど、不自然なことはせず、それぞれが自然に距離を縮めていかれるような環境を作ってあげるのが大切です。

どうしたら犬と猫は仲良く同居できる?

犬と猫が仲良く同居していくために、次のことを心掛けていくようにしてください。

互いの習性を理解する

犬と猫とでは持って産まれた習性が全く違いますので、まずはそれをきちんと理解しておくことが大切です。

犬の習性

縄張り意識と警戒心が強い
家族の中で順位を決めたがる
飼い主さんの愛情を独り占めしたがる
生活のリズムを人に合わせることが出来る
動くものを追い掛ける

猫の習性

独立心が強い
夜行性で睡眠時間が長い
自分の生活ペースを乱さない
動くものを捕まえる

ここに挙げたものは、それぞれの持つ習性の一部になります。一部だけでもこれだけ違いがあるのですから、犬と猫の同居は問題なく可能だとしても、全く別の動物同士であることはきちんと認識しておく必要があります。

相性を観察する

犬と猫の同居を開始したら、お互いがその存在に慣れるまでは目を離さないようにして相性をよく観察するようにしてください。
慣れたかどうかの判断材料としては、それぞれがすぐ近くに居ても関心を示さなくなることです。
これは決して仲が良くないから関心を示さないのではなく、近くに居ることが自然だと感じるようになったからこそ特に関心を示さなくなるのです。

同居させる組み合わせ

犬と猫を同居させる場合、子犬と子猫や成犬と子猫など組み合わせは何パターンかあり、そのパターンごとに少し様子が違ってきます。

子犬と子猫

同居させるのに最も良い組み合わせが、子犬と子猫になります。
子ども同士はお互いが相手に対する好奇心が旺盛で、なおかつ同じ空間にいる物に対して警戒心をあまり持ちませんので、お互いの存在に慣れるまでが大変早いです。
違う習性をもちながらも同時に社会化期を過ごすことで、ベストな距離感を自然と学んでいきます。

成犬と子猫

この組み合わせの場合は、子犬と子猫の組み合わせの次にうまくいく組み合わせとなります。
但し警戒心が強く神経質な性格の成犬の場合だと、子猫の存在自体を受け入れるまでに時間がかかるかもしれません。子猫に対して過剰な反応をすることで、子猫の方も怖がるようになってしまう可能性もあります。
また、攻撃性の高い成犬の場合には、一瞬の隙を見て子猫を獲物のように扱ってしまう場合があるので注意が必要です。
穏やかな性格で社交的な性格の成犬であれば、驚く程すんなり受け入れてくれる場合が多いようです。

成猫と子犬

この組み合わせは、うまく仲良くなれるかどうかは成猫の性格に全てがかかってきます。
穏やかな性格の猫であれば、最初は戸惑っても徐々に子犬の存在を受け入れてくれる確率が高いですが、神経質で臆病な場合には同居は可能でも仲良くなるのは少し難しいかもしれません。
猫のお気に入りの場所をきちんと確保してあげていれば、一定の距離を保ちつつ同居をすることは自体は可能になります。
但し、高齢の猫は賑やかな子犬の行動にストレスを感じてしまう場合もありますので、猫が高齢にさしかかっているのであれば子犬を迎えるのはあまりおすすめ出来ません。

成犬と成猫

成犬と成猫の場合は、一番気を使わなければいけない組み合わせです。
万が一相性が合わずに喧嘩になった場合、お互いに怪我を負ってしまう恐れがあります。
成犬と成猫を同居させるのであれば、どちらかをケージに入れ対面はケージ越しから始めて存在自体に慣れさせていきます。
犬の方が高齢に近い場合には、割とうまくいく可能性が高いのですが、その逆の場合には慣れるまでにかなりの時間を必要とする場合が多いです。

既に犬か猫のどちらかを飼育しているところへ新しく迎え入れる場合には、犬がいるところへ猫を迎え入れる方が慣れるのが早いとされています。
但しこの場合には、先にいる犬を常に優先し犬が猫にヤキモチを焼かないように心掛ける必要があります。
先に猫を飼育している場合には、猫のテリトリーを荒らさないように最初は別室で飼育し始めるのがおすすめです。猫が犬の気配を察知し、遠目にでも確認しにくるように仕向けていきます。
そうすることで、犬の存在を意識しながら少しずつ受け入れていくようになります。

犬と猫の同居で気を付けること

犬と猫を同居させる時に、気を付けて欲しい点を紹介します。

それぞれの場所を作ってあげる

犬と猫とでは生活のペースが違いますので、それぞれがゆっくりすることの出来る場所は必ず必要です。
特に猫は自分だけの時間をとても大切にする動物ですので、猫が自分だけでくつろげる場所として、犬が届かないような高い場所に落ち着ける居場所を作ってあげてください。
猫は高い場所から全体を見渡すのが好きですので、犬と同居をする場合にはキャットタワーなどを用意してあげると、その上でくつろぐようになります。

留守中はなるべく別々に

飼い主さんが外出してしまい犬と猫だけで留守番をする状況の時には、出来るだけ犬と猫は接触が出来ない環境にしていくのがおすすめです。
普段どんなに仲が良くても、遊んでじゃれているうちに思わぬ怪我を負わせてしまうことがあるかもしれませんし、実際にそのような事例も多く耳にします。
人の目が行き届かない時には、それぞれをケージに入れるか、別々の部屋で留守番をさせるようにしましょう。

餌は共有しない

犬と猫とでは、たとえ年齢が一緒であったとしても餌は共有しないでください。
健康な身体を作っていくには犬と猫とでは必要な栄養素や栄養バランスが違いますので、それぞれに適した餌を用意してあげる必要があります。
また、食事の時にはゆったりとした気持ちで自分のペースで食べられる環境を整えてあげる必要がありますので、相手にちょっかいを出すことがないように、別々の場所で与えるか時間を少しずらすようにしてください。

犬の動きと猫の動きの違い

犬と猫とでは基本的に動きが違います。
犬は平らな地面を走り回り、猫は上下移動をします。その違いを理解した上で生活環境を整えていかないと、犬も猫もお互いに不快な思いをしてしまう場合があります。
犬は床の上をパタパタと動き回りますので、猫の寝床などを地面に近い場所にしてしまうと、猫はゆっくりと眠ることも出来ませんし、犬がちょっかいを出して怒らせてしまうかもしれません。
また、猫は棚の上など高い場所にジャンプして乗りたがりますので、猫が乗ってしまいそうな場所に物を置いておくとそれが地面に落下して犬に当たってしまうかもしれません。
それぞれの動きをよく理解して、生活スペースを整えてあげるようにしてください。

猫の爪には注意

猫は相手を攻撃する時に、鋭い爪を出して前足で素早く叩くことをします。遊んでいる最中にも、興奮してくると爪を出してじゃれてくることがあります。
猫には攻撃するつもりはなくても、犬に怪我をさせてしまうことがあるかもしれませんので、猫の爪はこまめにチェックして切っておくようにしてください。

平等に対応する

これは犬と猫の組み合わせに限らず、多頭飼いをしている場合には必ず言えることなのですが、全ての動物を平等に扱うように心掛ける必要があります。
先住犬や先住猫を新しく迎え入れたものよりも優先はしますが、それはあくまでも対応する順番であって、対応してあげる内容や遊びなどは平等にしてあげてください。
お互いが嫉妬心を持つようになってしまうと、仲良くなるどころではなくなってしまいます。

犬と猫を飼うときに必要な物

犬と猫を飼う時に、用意するべきものをいくつか紹介しておきます。

  • 犬専用のケージ
  • 犬用のベッド
  • 犬専用のトイレ
  • トイレシーツ
  • 犬専用の食器
  • ドッグフード
  • おもちゃ
  • 首輪、リード

犬は自分の最大のテリトリーとしての、ケージを用意してあげるのがおすすめです。
ケージに閉じ込めるなんて可哀想と思う方が多いようですが、そうではなく犬が安心出来る個室を与えてあげるというイメージを持ってください。
また、犬は元々群れで生活していた動物ですから、一緒に生活をする飼い主さんとのコミュニケーションを多く望みます。一緒に遊んであけたり、運動不足にならないように散歩に連れ出したりする必要があります。

  • キャットタワー
  • 猫用のベッド
  • 猫専用のトイレ
  • 猫用トイレの砂やマット
  • 猫専用の食器
  • キャットフード
  • 爪とぎ
  • おもちゃ

猫は犬と違い、平面を駆け回るよりも上下の運動を好みます。その為、キャットタワーを設置してあげると大変喜びますし、ベッド付のキャトタワーにしてあげると、そこを定位置として休むようになりますので一石二鳥です。
また、時には猫の本能である狩りへの欲求を満たしてあげる為に、おもちゃなどで遊びに誘ってあげてください。
必要であれば猫用のケージも用意することになるのですが、犬用のケージとは違い猫用の物はケージの中でも上下に移動が出来る高さのあるタイプの物がおすすめです。

犬と猫、共通して使えるもの

犬用と猫用で分けなくても、共通で使用出来るものもなかにはあります。

消臭剤

犬や猫がいると、清潔を心掛けていても動物の臭いがこもってしまいます。トイレ周りも臭いが残ってしまうことがありますので、消臭剤は必需品です。
空気中にスプレーするタイプ・部屋に設置するタイプ・臭いの気になる箇所にスプレーをして拭き取るタイプなど、消臭剤にも様々な種類がありますが、基本的にはどれも犬猫共通して使用することが出来ます。

ウェットシート

ちょっと汚れてしまった箇所を拭いたり、犬や猫の口周りなどを拭いてあげたりするのに、ウェットシートは用意しておくと何かと便利です。
顔やお尻周りを拭くのに使用出来るように、ノンアルコールタイプの物を選ぶようにしてください。

キャリーバッグ

キャリーバッグは病院に行く時や外出時に使用しますので、用意をしておくようにしましょう。
犬と猫の大きさがほぼ変わらないようであれば、共有で使用することが出来ます。
但し、災害時や緊急時のことを想定して、それぞれに用意しておく必要のあるものでもあります。

まとめ

犬と猫の同居について紹介してきましたが、犬と猫の同居自体はそれほど難しいことではありません。
それぞれの習性や生活ペースを理解してあげれば、お互いが気持ち良く生活をしていくことが可能です。
但し、なかにはどうしても受け入れることが出来ないタイプの子もいます。その際には、無理に距離を縮めようとするのではなく、それぞれの気持ちを理解しつつ生活スペースを分けるなどの工夫が必要です。
一定の距離を保ちつつ生活をしていると、いつの間にか受け入れてくれるようになる場合も多いです。あくまでも自然が基本です。