愛犬と冬のお風呂を楽しもう!心も体もポッカポカ!

飼い方

犬とお風呂を楽しみたい!寒い冬、犬と一緒にお風呂に入ったらより一層、心も体もポカポカになるだろうな〜と思ったことはありませんか?
湯船でからだをマッサージしてあげると、愛犬も気持さそうにウトウしちゃいますよ〜

犬はどのくらい湯船に浸かって良いの?

犬とお風呂に入るとき、どのくらいの時間なら大丈夫なのでしょうか?温度や時間が気になる飼い主さんは多いと思います。例えば、温水プールや専用施設でのハイドロセラピーでは、1時間運動をさせることもあります。しかし広さも違う家庭の湯船に浸かっても、そこまでリラックスできない愛犬も多いはずです。入浴時間は愛犬がお風呂に慣れているか、水が苦手でないか、また湯船の温度やお風呂場内の温度や湿度にもよっても変わってきます。

人間は40℃前後でお風呂に入る方が多いようですが、犬の皮膚は薄いので、この温度では犬にとって熱すぎます。愛犬とお風呂に入るときは30〜38℃のお湯に設定するようにしましょう。飼い主さんの好みの温度ではなく、愛犬を優先し38℃以下のお湯で入ることを基本にしてください。

湯船に浸かる時間に明確に決まりはありませんが、どんなに愛犬が気持ち良さそうにしていたとしても、15分程度の入浴にしましょう。お風呂場で、愛犬が「ハァハァ」とパンティングを頻繁に繰り返すなど、湯船やお風呂場から出たがるときは、お風呂タイムをすぐに終わらせるようしてください。

犬と楽しむ気持ちいいお風呂の入り方

犬と一緒にお風呂に入ったら、心も身体もポカポカになって癒されるでしょう。そこでもっと愛犬と入浴を楽しめる入り方をご紹介します。愛犬に気を取られすぎて、飼い主さんが風邪をひくなどのことがないようにも気をつけましょう!

step.1必要なものを全て用意しておく

犬とお風呂を楽しむには、お風呂に入る前に全てのものを用意してから入浴を楽しみましょう。

  • 犬用シャンプーとコンディショナー
  • 数枚のタオル
  • 厚手のバスマット
  • 肉球クリームなどのケアグッズ
  • ブラシ
  • ドライヤー

step.2犬のシャンプーを行う

準備ができたらまずは犬のシャンプーを行います。人間用のシャンプー&リンスで犬を洗っている人もいますが、犬に刺激の少ない専用のシャンプー&リンスか、もし人間用を使う場合は、原液でなく薄めて使うようにしましょう。そして必ずお湯の温度を確認してぬるま湯をかけるようにしましょう。

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step.3飼い主さんも身体を洗う

犬のシャンプーが終わったら飼い主さんも身体を洗います。犬をシャンプーして、乾かす作業には時間がかかります。今回は、ポカポカに過ごせる犬とのお風呂の入り方をご紹介しますので、寒い冬の季節に脱衣所を出入りしたりする際に、ポカポカどころか、せっかくお風呂に入ったのに身体が冷えてしまうので、洗髪をするのはあまりおすすめしません。

step.4犬と湯船に浸かってポカポカになろう!

犬が嫌がらなかったら、抱っこをしたままそーっと、ゆっくり湯船に犬を入れていきます。この時、湯船にぶつかるような大きな音が出ると怖がる犬がいるので、静かにゆっくり入れるところがポイントです。

優しく声をかけながら、身体を撫でて湯船のお湯をかけてあげるとポカポカと気持ち良さそうにする犬もいます。反対に、嫌がる犬を無理やり湯船に浸からせると、シャンプーも嫌がるようになるので、無理はさせないようにしてください。

愛犬とお風呂に入るときに気を付けること

お湯の温度

一番注意することは、お湯の温度です。お湯は必ず38℃以下で、長風呂はせず、短い時間で犬とのお風呂を楽しんでください。犬が出たがる様子をみせたら、無理はせず出してあげましょう。

人畜共通感染症(ズーノーシス)

もしお風呂に入るときに、飼い主さんに出血している傷口がある場合は、人畜共通感染症(ズーノーシス)など、万が一のことを考えて犬とお風呂の中に入ることを控えてください。湯船から上がったら、飼い主さんの身体をしっかり洗うことをおすすめします。

犬のシャンプーをするかしないか

飼い主さんによっては大きく意見が分かれるかもしれませんが、必ず犬のシャンプーをしなければいけないということはありません。犬と生活を共にすると、臭いが気になる、汚れたから犬をシャンプーするというのは人間の都合と言えます。

シャンプーの頻度について詳しくはこちらから

お風呂で押して気持ち良い犬のツボ

ハイドロセラピーマッサージといった新しいサービスを行う施設もあるようですが、お風呂に入ると犬が気持ちよそうにするのであれば、湯船で犬のからだをマッサージしてあげるとよいでしょう。犬は心地よさそうにウトウトと、飼い主さんは犬と触れ合う癒しの時間となります。おすすめはTタッチ(テリントンタッチ)です。

犬のからだに触れるマッサージ

犬のマッサージは力を入れて揉むと筋肉を痛めることもあります。特に湯船の中では、力が抜けるように犬をリラックスさせてあげましょう。両手で犬のからだに触れて、片方の手は犬のからだにあてがうようなイメージで、手を時計回りにクルクルとゆっくり動かします。犬の力が抜けたなら気持ちよいリラックスができています。湯船の中なので、必ず片方の手で犬を支えてあげてください。

全身を優しく撫でるマッサージ

湯船の中でポカポカと温まりながら、からだがこわばっている部分や、犬が嫌がる部分を除いて全身を優しくゆっくりと撫でてリラックスさせていきます。

首から肩、前脚の付け根にかけてのマッサージ

湯船の中で犬を両手で支えながら、指を使って優しく首回りを揉み、そのまま4本の指で使って肩甲骨の内側の足の付け根部分を、そのあと外側の肩の部分のマッサージを行います。

アロマも使ってリラックスしてみよう

犬とポカポカ温まりお風呂を楽しむだけでなく、一緒にアロマを楽しむこともできます。ただし、犬にはよくない種類のアロマオイルもあるので注意が必要です。湯船にアロマオイルを垂らすとお湯に溶けにくいことや、水面に浮いた部分が犬のからだにつくこともあるので、おすすめは人間と犬でも楽しめる無添加の入浴剤を使うことや、アロマの香りだけを楽しむ方法です。

アロマ香りだけ楽しむ場合は、犬が舐めない場所にアロマオイルをごく少量垂らしたお皿を置くと、浴室内に香りがわずかに漂ってリラックスできます。事前に犬が嫌がるにおいかどうかを室内で嗅がせてみて、大丈夫そうであればやってみてください。犬にOKのアロマかどうかは、犬用のアロマを扱うショップで聞いてみると安心です。

旅行先でも愛犬とお風呂を楽しもう♪

最近は、犬と一緒にお風呂に入れる宿泊施設が増えてきています!犬と旅行を楽しむ飼い主さんには嬉しいサービスで、旅の素晴らしい思い出になることは間違いありません。

犬と一緒にお風呂に入れる温泉宿泊施設について詳しくはこちらから

最後に

犬とお風呂に入るときは、犬の状態をよくみていることが大切です。もし、「ハァハァ」と荒いパンティングをしたり、脱衣所の方に出たがる場合は、無理をさせずに、お風呂タイムを終わらせましょう。飼い主さんも犬も一緒に入ることに慣れることでさらに冬を楽しめますし、最大の癒しになります。お湯の温度に気をつけて、愛犬と冬のお風呂を楽しんで、心も体もポカポカになりましょう!

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mako

mako

子供の頃から犬と共に暮らしてきました。愛玩動物飼育管理士2級、JKC愛犬飼育管理士、ホリスティックケアカウンセラーの資格を保有しています。犬と一緒に暮らす生活は楽しい!ということをお伝えするために、飼い主さんとワンちゃんにとって少しでもお役に立てる情報をご紹介できればと思います。

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