今回は、麻布十番にあるヘッドスパサロン(頭蓋骨小顔スパ)「スカルQト(スカルキュート)」のオーナーで、株式会社スペシャル腕の代表を務める武富ゆうすけさんと、スタッフの木村汐里さん、そしてお店の看板犬として活躍するティーカップトイプードルのカール君(3歳)にお話を伺いました。
カール君との出会い
武富さんは、子供の頃から犬好き少年でした。
「子供の頃、犬を飼いたかったんですが、祖母が犬ギライで許してもらえず。犬を飼っている近所の家に行って遊んでいたりしました。」 そんな思い出もあり、いざ自身でお店の経営をすることになった時に、お客様がお店に来たくなる理由を増やそうと考え「お店の看板犬」というアイデアを思いつきます。
「お客様にアンケートをとったところ、9割以上の方が賛成してくださったので、犬を飼うことを決めたんです。そこからは妥協せず、探しに探して、選びに選びましたよ(笑)」 こうして、とあるペットショップでついにカール君と出会った時は、武富さんもスタッフも満場一致で「カールしかいない!」と即決でした。
「でも来たばかりの頃はずっと震えていて。ケージの扉を開けても出ようともしなかったんです」と木村さんは振り返ります。 「これでお店に出せるのかなと心配でしたが、いまではすっかり人好きになって、お客様の目を見て空気を読んで行動してくれています。いつの間にか看板犬です。」
ご来客時には玄関に迎えに立ち、施術の際にはちょこんと膝の上に飛び乗って…とまさにスタッフの一員としてお客様に癒やしを提供しているカール君。そのおかげでカール君目当てにやってくるリピーターも増えたとか。
武富さんの考える、人と犬との関係
写真:武富さんとカール君
カール君の飼い主さんになってから、武富さんはある「責任」を果たそうと考えます。
「いくら飼い主だとは言っても、本当の親にはなれないじゃないですか。
だから、カールを両親に会わせてあげて、おかげでカールは元気でやってるよ、ありがとうって伝えようと思ったんです」
ところが、カール君がいたペットショップが閉店してしまったこともあり、 カール君の両親の所在はわからなくなってしまったのだとか。 「それは今も心残りですね。」
写真:施術中はおとなしく座っています(モデル:由和紗さん)
「言ってしまえば、いくら可愛がってるからと言っても、人間のエゴで産ませて、親子の仲を引き離されて兄妹も離れ離れになってるのは事実じゃないですか。カールだって幸せかもしれないけど、親に会いたいって思ってるんじゃないかな。それはきっと人間だろうと犬だろうと牛だろうと変わらないですよ。それが気持ちをわかってあげることにもつながるのかなと。」
いかつい見た目とは裏腹に?心優しい武富さん。武富さんにはもうひとつの夢(野望?)があり、すっかりお店の看板犬として人気のカール君を「タレント犬にしたいです(笑)」だそうです。(笑)
そんなカール君、地元麻布十番商店街のミニコミ誌などの表紙を飾ったり、ますますその活躍の場は増えそうです。 そして「ドッグパッドファミリー」としてドッグパッドのプロモーションビデオでも活躍していますので、そちらもぜひチェックしてください! 終始なごやかな雰囲気で進んだ今回の取材。 麻布十番にお越しの際には、ぜひカール君に会いにきてくださいね。
今回取材したお店
■木村さん、カール君がスタッフとして働いているサロン
スカルQト(スカルキュート)
http://atama.jp/
〒106-0045 東京都港区麻布十番3-2-7 リゾーム麻布十番201
TEL: 03-3452-1910
MAIL:azabu@atama.jp
■武富さんがトレーナーをしているスタジオ
Styles revo (スタイルズレボ)
http://revo.tokyo/
〒106-0045 東京都港区麻布十番1-10-3 モンテプラザ麻布506
麻布十番駅5a出口より徒歩25秒 営業時間/10:00~22:00(最終受付:20:30)
コメント