若かった愛犬も年月とともにシニアを迎え、今までできていたこともできなくなってくるなど、いつしか歳をとり「歳をとったなぁ」と感じることが増えてくるもの。これまでの犬の介護の経験から、老いを目の当たりにすることは、ちょっぴり寂しいけれど、シニアな愛犬との生活でよくある7つのことをお話しします。
1:足の衰え
愛犬の体の変化や老化を足の衰えから感じる飼い主さんは多いようです。よろよろと歩いたり、一生懸命歩こうとしても、後ろ足がうまく動かせなくなってきます。
シニア犬は筋肉が衰えてきて、足に痛みや違和感を感じている可能性があるので、無理に歩かせないことやハーネスなどで補助してあげる対策も必要になってきます。
2:目が見えにくくなる
加齢とともに目が見えにくくなり、どこに焦点が合っているのかわからないことや、飼い主や場所を見失って、頭の上にハテナマーク???がたくさん出ていて、パニックになっている様子もみられるかもしれません
犬は視覚よりも嗅覚や聴覚の方が優れているので、ご飯やおやつで誘導したり、手を大きく広げたり、手を叩いて「ここにいるよ」と安心させてあげましょう。
3:よく眠るようになる
年齢を重ねたシニア犬は、1日のうち、寝ている時間が多くなります。室内の温度に気をつけながら、日光の当たる窓の近くなど、日向ぼっこをしながらお昼寝できる時間を設けてあげると、昼夜逆転や認知症の予防にもなります。
4:ときどき噛む
目で物を認識することが難しくなると、おやつを与えた際などに、本来よりも「パクッと」強く手を噛んでしまうこともあるかもしれません。
5:甘えん坊になる
シニア犬になると飼い主さんのそばにいたい、姿をみていると安心するという犬も多いようです。「なでて」「こっちを見て」「おやつちょうだい」とおねだりすることも増えるかもしれません。
6:表情が優しくなる
クリーム&ホワイトの毛色でもともと顔の毛色が白い愛犬は、シニア犬特有の「顔が白くなる」ことはあまり感じにくいのですが、それでも白くなったかな?思うようになりました。
もうひとつ感じることは表情がとても優しくなったことです。若いころの凛々しさが穏やかさに変わり、擬音を使うなら「ぽわん」とした柔らかい表情になりました。そんな優しい表情の愛犬は、見ているだけで心が癒されます。
7:穏やかな時間が流れる
シニア犬になると、動きも昔のようにキビキビとした様子ではなく、ゆっくりとした時間が流れます。
愛犬の体の衰えなどから、できないことが増えてきたら、今までの暮らしを少し変えて、愛犬が安心できる環境を整えてあげましょう。愛犬との残された時間を、ゆったりのんびりと過ごしたいものですね
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