愛犬をお迎えする前に準びしておくことまとめ

特集

どの犬種にするかどの子を家族に迎えるかが決まったら、犬を迎える前に準備を万全に整えて、お迎えの日を待ちましょう。犬が初めて家にやってくる前に準備しておくことをご紹介します。

愛犬を迎え入れるのに必要なグッズ

愛犬を迎え入れる前に、ケージやトイレ、ドッグフード、ベッドなど必要な物を用意しておきましょう

実際に犬を迎える日が決まったら、事前に必要なグッズを準備しておきましょう。犬がはじめてやってくる日に必要な犬グッズを紹介します。

ドッグフード

ドッグフードについてですが、まずは家にやって来るまで食べていたフードと同じ物を用意するようにしましょう。はじめてやってきて緊張のある中、慣れない環境で食べる物まで変わってしまうと、犬が強いストレスを感じて体調不良を起こす可能性があります。

新しいドッグフードや食べたことのない食べ物を与える際は、生活環境に少し慣れた頃から徐々に切り替えていくようにしてください。

食器(ごはん用・飲み水用)

愛犬専用のごはん用食器と水飲み用の食器も必要です。
子犬を迎える場合、食器の底が深過ぎると食べにくいので、浅めのお皿を用意してあげましょう。

また、底の部分にゴムなどの滑り止めが付いている食器だと、食べている時にお皿が動かないので犬も食べやすくおすすめです。底にゴムがついていなくても100円均一の滑り止めを敷くなどでもOKです。

トイレトレー・ペットシート(トイレシート)

室内犬の場合、犬のトイレトレーとペットシート(トイレシート)が必需品となるので、事前に購入しておきましょう。

トイレトレーのサイズは、成犬になった時の犬の大きさを想定して、トイレの中でクルっと一回転することが出来る程度の物を用意するのがベストです。

トイレシートはトイレトレーに合わせた大きさの物を使用します。トイレシートは消耗品なので、買い置きをしておくことをおすすめします。

犬を迎えに行く前に、事前にトイレの場所を決めて、トレーやサークルなどをセットし、大きめのトイレシートを広げて準備をした上で連れて帰ってくると、犬も混乱せずスムーズにトイレの場所に導いてあげることができます。

トイレトレーニングは、家族に迎えた当日から行うとよいでしょう。

ケージ・サークル・ベッド

犬には安心して休むことができる静かな場所が必要です。ケージやサークルを用意してあげることで、落ち着いて寝ることができます。お留守番の際や夜間はケージやサークルに入る習慣をつけておくと、イタズラや室内での思わぬ事故の防止にもなります。

犬用のベッドを置いて寝床を作ってあげることも、はじめてやってきた犬を落ち着かせるために必要なことです。ブリーダーから子犬を連れてきた場合、母犬のニオイのついたタオルを一緒に敷いてあげると犬が安心します。

特に、お迎え当日は、環境が変わって犬が疲れているので、あまり構わずにそっとしてあげることも大切です。

https://media.dogpad.jp/know/11356/

おもちゃ

おもちゃを使って人と犬が一緒に遊ぶことは、犬とのコミュニケーションが取れるだけでなく、犬のストレスや運動不足の解消になります。積極的にコミュニケーションを取ることで、犬との信頼関係を築けるので、楽しく遊べるおもちゃを用意しておくとよいでしょう。

ただし、一緒に遊ぶ部屋がフローリングの場合は、犬の関節を痛める原因になるので、室内を走らせるようなおもちゃは選ばない方がよいでしょう。または、フローリングの上にマットを敷くなど、関節に負担をかけないように対策をすることをおすすめします。

グルーミンググッズ

日々のお手入れには、爪切りやブラシ、シャンプー、歯ブラシなども必要です。
爪切りやシャンプーはトリミングサロンに任せる方も多いですが、子犬の頃から慣らしておくと自宅でもケアできます。

爪が切れなくても、爪切りを爪に当てるふりをするだけでもよいので徐々に慣らしていくことが大切です。

ブラッシングは、散歩後の日課にすると外で付いたゴミや汚れを落とすことができます。また、ブラッシングには皮膚のマッサージ効果もあるので愛犬とのコミュニケーションにもなります。

首輪・リード

子犬を迎える場合は、ワクチンプログラムが終わるまで外でお散歩することができないので、すぐに必要なものではありませんが、成犬を迎える場合には必要なものです。

お散歩に行く時には、首輪とリードが必要になります。首輪はサイズを確認して適切な物を選び、成長に合わせて買い替えましょう。

散歩の際に使用するリードは、巻き取り式の伸縮リードはロックが外れるなどの事故が起こる可能性があるので、通常の1本タイプがおすすめです。

万が一の時のことを考えて、首輪には迷子札をつけておくようにしましょう。

※保護犬を迎える場合は、大きな音などにびっくりして、首輪をすり抜けて逃げてしまう場合があります。場合によっては、ダブルリードと呼ばれる2本リードを使って歩かせることが必要な子もいるので、保護犬の里親となった際に各団体の指示に従ってください。

愛犬を迎えるための環境を作りましょう

床材は犬が滑らないようにすると関節に負担がかかりにくくなります

犬を迎える際には、最低限犬が生活しやすい環境を整えてあげましょう。

床材は滑らないものに

フローリングの床は滑りやすく、歩く度に犬の足や腰の関節に負担がかかります。このため、滑らないようにカーペットやマットを敷いたり、犬が滑りにくくなるフローリング用のワックスを活用するなどの対策を行いましょう。

また、できるだけフローリングの上で犬を走らせないことも大切です。

静かで風通しの良い場所にサークルやケージを設置

犬が安心して休める場所となるサークルやケージは、人の出入り口から離れた静かな場所に設置してあげましょう。また、風通しの良い場所を選ぶとニオイ対策にもなるので、人も犬も快適に過ごすことができます。

ケージ内にトイレを一緒に入れる方法もありますが、犬は自分の寝床を清潔する習性があるので、あまりおすすめはできません。

トイレスペースを設置

トイレを設置する場所は、犬が普段過ごしている部屋の中で、いつでも自由にだ入りできる静かな場所がよいでしょう。トイレトレーニングが効果的に行えるように、犬の足で歩いて5~10歩程度で、すぐにニオイを嗅ぎに行ける場所がよいです。

犬がいたずらしそうなものを移動して安全対策をする

子犬で成犬でも、はじめてやってくる環境に犬は緊張しています。また少し目を離したすきに、家具を噛んだり、部屋の中のものを破壊するだけでなく、危険なものを誤飲誤食してしまったりケガをする可能性があるので、犬に危険なものを犬が過ごす部屋から移動させるなど、お部屋のレイアウトの変更も検討しましょう。

特に子犬の場合は、コンセントや電気コード周辺での感電や台所で犬に害のある物を食べてしまう誤食に注意が必要です。どうしても移動させることができない場合は、サークルやベビーゲートを設置するなどの対応も必要です。

個体差はあるものの1歳過ぎまでは、お留守番時や目を離したすきの安全対策に気を配る必要があるでしょう。

名前の呼び方などを決めておきましょう

犬を迎え入れるにあたって、犬の名前を決めておきましょう。
決められた名前の後に「君・ちゃん・さん」などを付けると、違う呼び名に聞こえて犬が混乱をしてしまうので、呼び方も家族で統一するようにしましょう。

これは、しつけをする際の掛け声も同じです。「お座り(座れ/シット)」「伏せ(ダウン)」などの指示も家族の中で統一をしましょう。

かかりつけ医となる動物病院を探しておく

犬は命のある動物です。はじめての環境にやってきて不安になって、お迎え当日に体調を悪くすることもあります。犬を迎えるにあたって、主治医となる動物病院を探しておくことは大切です。

また、万が一に備えて、夜間救急対応を行っている動物病院がどこにあるのか、連絡先などを確認してくと安心です。

心の準備をしておきましょう

犬との新しい生活は楽しいことがたくさんありますが、大変なこともあります。しつけが思うように進まなかったり、いたずらばかりするかもしれません。

犬のしつけは根気よく繰り返し行うのが基本ですので、早くできるようになろうと焦らずに取り組んでいくようにしましょう。

ブリーダーや保護団体から迎え入れた場合、もし犬の飼い方でお悩みが出てきたら直接相談することをおすすめします。また、かかりつけの動物病院に相談することができるので、病気以外のことでもわからないことや不安なことがあったらそのままにせず、聞いてみることをおすすめします。

まとめ

犬を迎え入れる際に、事前に準備をしておくべきことについてご紹介しました。しっかり準備を整えて愛犬を迎えましょう。

ドッグパッド編集部

ドッグパッド編集部

ワンちゃんとの楽しい生活に役立つ独自の情報を取材し、配信するエディター集団です。皆さまが普段「あるといいな」と感じていること「こんな工夫は楽しいよ」と知らせたいこと、疑問、質問、困りごとなど、どしどしお寄せください。

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