キャンプやバーベキューといえば春や夏、秋といった季節をイメージされる方も多いと思いますが、寒さ対策など装備を万全に整えれば冬キャンプも愛犬と一緒に楽しむことができます。冬キャンプの魅力とおすすめの防寒グッズ、犬連れ冬キャンの注意点などをお話しします。
愛犬とのキャンプは自然のなかで過ごす時間を一緒に楽しむことができる最高の時間といえます。愛犬と新しいアウトドアの楽しみ方をしてみませんか?
※この記事は2022年度版に新たに情報を追記したプレイバック記事です。(取材は当時のものを利用しています。)
愛犬と一緒にキャンプをするのは楽しい!
近年、犬と一緒に行くキャンプは需要が高いといわれています。ドッグパッドでは、これまでに犬とともに楽しむキャンプを季節ごとに紹介してきましたが、犬を飼っていると痛感することがあります。
それは、ペットと一緒に泊まれるホテルやペンション、旅館などでも、飼い主として当然のことながら必要以上に気を遣ったり、宿によってはご飯のときは愛犬を部屋で留守番をさせなければならなかったり、慣れない室内でのトイレの問題などもまた気になるものですよね。このように、犬用の設備は整っていても「犬との共生」については、海外と比較すると日本では満足できるものではないのも事実です。
そこでおすすめなのが「犬と行くキャンプ」です。
キャンプであれば、犬も大好きなフィールドで、そして人も犬もストレスフリーの自然の中で旅を一緒に楽しむことができます!
今回は、柴犬こつぶちゃんがお送りする、犬と楽しむキャンプのすべて。
楽しむにはそれなりのマナーと注意点もあります。そこはこつぶちゃんの意見を参考に。キャンプの達人ならぬ、達犬こつぶちゃんのおすすめグッズもたくさん紹介していきます。乞うご期待!
ベテランキャンパー柴犬こつぶちゃんの紹介
東こつぶ 女の子 10歳 柴犬 IG@kotsubu_shiba
【性格】
10歳とは思えぬバイタリティで車の助手席から遠吠えをかましたかと思えば、静か〜に目を細めて外を見ている圧巻の独特姉御キャラ。思わず、こつぶ姐さん!と声をかけたくなる貫禄と面白さを兼ね備えています。キャラ立ち際立った、典型的な柴気質。こっちゃん!と呼ぶとジロリと見てくれます。なんともかわいいキャンプの案内人です。
実は、ねぇねぇタレントなの?というくらいに有名犬のこつぶちゃんなのです。
こつぶちゃん掲載の雑誌は以下の通りです。
キャンプ企画で取材を受けたメディア
ランドネ(雑誌、ウェブ)、ターザン(雑誌)、KIKONAS(ウェブメディア)、カーセンサー(雑誌、ウェブ)、
キャンプ企画以外で取材を受けたメディア
ユーカヌバタイムス(ウェブメディア)
NYLON JAPAN、女性自身、マルイVOI、など
そして今回は快くドッグパッドのキャンププレゼンテーターに就任してくださいました。
犬連れに優しい!愛犬と冬も一緒に楽しめるキャンプ場
通常キャンプ場は犬連れOKのところがほとんどですが、ドッグランやドッグサイトがあるキャンプ場のほうが犬連れキャンプを楽しむことができます。見晴らしのよいドッグランで、一緒に走り回ることのできることは愛犬にとってもこの上ない贅沢な時間ですよね。
今回は、こつぶちゃんおすすめ関東近郊TOP8をピックアップしました。
犬連れキャンパーに嬉しい!ドッグラン、ドッグサイトのあるキャンプ場
ドッグサイトとはサイト内にドッグランが付いて犬のリードを付けずに過ごせるサイトのことをいいます。
- <栃木県那須郡>キャンプアンドキャビンズ那須高原(CAMP and CABINS )
- <栃木県塩谷郡>ACNオーキャン宝島
- <群馬県吾妻郡>北軽井沢スイートグラス
犬連れキャンパーに嬉しい!ドッグランのあるキャンプ場
ドッグランのあるキャンプ場では、サイト内は愛犬をフリーの状態にすることはできませんが、キャンプ場内にドッグランに連れて行けばリードを離してフリーで遊ばせてあげることができます。
- <山梨県南都留郡>Pica富士西湖
- <山梨県北杜市>Pica八ヶ岳明野
- <山梨県北杜市>清里丘の公園キャンプ場
- <神奈川県足柄郡>ウェルキャンプ西丹沢
- <栃木県那須郡>サンタクロースの森サンタヒルズ
犬と行く秋冬キャンプの必需品
秋や冬のキャンプで注意することといえば、やっぱり「寒さ」ですよね。キャンプ場の寒さといったら、それはもう極寒で、朝晩の寒さや冷えは言葉にできないほどです。その覚悟がないと冬のキャンプはできません。
そこで犬も人間も凍えないための防寒対策グッズと、ベテランキャンパーやプロも愛用する秋冬キャンプ必需品を紹介します。
犬用のマットやコットは必需品
秋冬のキャンプでは地面から底冷えするので、愛犬用のマットやコットは必需品です。
犬用のマットはキャンプ用だと丸めたり畳んだりとコンパクトになるものが多く、爪で簡単に破けないように厚みがあって頑丈なものがほとんどです。
次にコットです。コットとは、折り畳みができる頑丈な長椅子のことで、大人が2~3人座ることができます。
寒さ対策として使用する場合は、そのままだと冷たい空気がコットの下からお尻に入ってくることがあるので、タオルケットや毛布、マットなどを1枚敷いて座ると温かく過ごせます。
おすすめのマットはこちらから
サーマレストZライトソル S/L
大人も座れるおすすめコットはこちらから
コールマン トレイルヘッドコット
犬用のドッグコットは通年使えて便利なアイテム
また、スノーピークなどのアウトドアブランドから愛犬用のドッグコットというものが販売されています。
スノーピークのドッグコットは、犬が乗り降りしやすいように普通のコットよりも少し高さが低めの設計になっています。通年使えるので、バーベキューやデイキャンプなどでも活躍できるアイテムです。
スノーピークのドッグコットはコンパクトに畳めて、専用の袋もついているので持ち運びも楽々です。
ドッグコットにピッタリなドッグクッションも販売されています。
コットの下からの冷たい風を防ぐほか、柔らかいクッションなので愛犬の寝心地も良くなります。
スノーピークのドッグコットはこちらから
snowpeakドッグコット
スノーピークのクッションはこちらから
snowpeakドッグクッション
シュラフ(寝袋)
秋冬のキャンプでは、朝晩に底冷えをします。
そんな寒い夜を愛犬としのぐのにおすすめなのが、スノーピークの「セパレートオフトンワイド1400」です。
このシュラフは寒さに強く、マイナス8度まで対応しています。
家の布団のようにシュラフのジッパーを外して、掛布団と敷布団のように分けることができるため使い方は自由自在。愛犬と一緒に布団の中に入って寝ることもできます。
スノーピークのおすすめシュラフはこちらから
セパレートオフトンワイド1400
おすすめダウン
寒冷地に強いダウンを選ぶと快適な冬キャンプが楽しめます。
なかでも、ノースフェイスのサミットシリーズなどの寒冷地向けダウンがおススメです。
愛犬とキャンプ場で一緒に遊べるおもちゃ
愛犬と一緒に開放感のあるキャンプを楽しむとき、フリスビーは最高のアイテム。
フリスビーは人だけで遊んでも楽しいですが、ディスクを上手に投げることができれば、愛犬をフリーにできるドッグランで思いっきり走らせてあげることができます。
フリスビーのおススメ商品はこちら
モンベルホバークラフト
愛犬とフリスビー(ディスクドッグ)で楽しむ方法やコツはこちらから↓
関連記事:ドッグパッド【ディスクドッグへの道VOL.1】興味を持たせ咥えさせよう
冬のキャンプは防寒グッズが必須アイテム
寒い冬のキャンプには欠かせないのが防寒アイテムです。
防寒対策のグッズは、数多くのキャンプメーカーからさまざまな保温グッズが販売されています。
その他にも、ホームセンターなどで購入できる保温グッズも上手く活用すると良いです。
冬のキャンプでのおすすめグッズ①ストーブ
冬のキャンプにストーブがあるとないとでは快適さが大きく違います。
ストーブがあるだけで、寒い時期のキャンプはだいぶ快適に過ごすことができます。
ストーブは便利で快適なアイテムですが、石油ストーブの場合は一酸化炭素中毒や火傷などには注意し、定期的に喚起しながら使用するようにしましょう。
電源が使えるサイトの場合は電気ストーブも利用できます。
冬のキャンプでのおすすめグッズ②湯たんぽ
湯たんぽは秋冬のキャンプで活躍できるアイテムです。寝るときや寝る少し前からシュラフの中に入れておくと睡眠時の寒さをしのぐことができます。また、日中でも寒い時に抱えたり、愛犬を温めたりするのに使うのに便利です。
冬のキャンプでのおすすめグッズ②ブランケット
人も犬も温まるのに最も手軽なグッズではないでしょうか。体に巻き付けるだけで冷たい風をしのぐことができます。電源サイトの場合は電気毛布も利用できます。
冬のキャンプで犬と快適に過ごすためのおすすめテント
ノルディスクのテントは、モンゴルのゲルのような形をしたコットン製の大型テントできています。
冬のキャンプはストーブなどの暖房器具が欠かせませんが、ノルディスクのテントはテント内部にストーブを入れることもできることと、ポールが中央にあるので犬がテントのなかでのんびりできるためおすすめです。
ノルディスクのテントは見た目もおしゃれで、SNS映えできるグランピングテントとしても人気があります。
キャンプ中の愛犬の脱走対策も忘れずに
キャンプに行くと愛犬がいつもと違う環境に興奮してしまったり、慣れない場所で不安に感じる犬も多くいます。
普段は飼い主さんのそばから離れない愛犬でも、大きな音など何かの拍子に脱走してしまうこともあります。
楽しいキャンプ中に悲しい出来事が起きないためにも、愛犬の脱走対策はしっかり行いましょう。
キャンプ中の犬の脱走対策
①ロングリードを活用する
キャンプ場での脱走を予防する方法として、キャンプ用品メーカーやペットショップなどで購入できるロングリードで愛犬を繋いで、ある程度自由にそして犬がサイトから離れすぎないように調節してあげましょう。
キャンプ用品メーカーなどで販売されているペグなどにリードを上手く固定して使用すると便利です。
おすすめのロングリードはこちら
snow peakプレイングリード
おすすめのペグはこちら
snow peakドッグアンカー50
②テントのファスナーは高い位置で閉める
頭の良いワンちゃんたちのなかには、飼い主さん達の様子を見て学んでいて、テントやタープなどのファスナーを自分で開けられることができる犬もいます。
夜間にみんなが寝ている間に脱走しないためにも、テントのファスナーは常に高い位置で閉めておくように参加した方が全員で取り決めておくことをおすすめします。
犬グッズが充実しているおすすめのキャンプ用品ブランド
ではここからは数あるキャンプ用品メーカーの中で、ドッグキャンプグッズが豊富なメーカーを2つご紹介します。
スノーピーク
「スノーピーク」は、今回ご紹介したドッグコットやペグ、リードなど犬と過ごすためのキャンプ用品が充実しています。
スノーピークのドッググッズはこちら
ドッグキャンプグッズ一覧
モンベル
「モンベル」は、ドギードームというキャンプサイトや車内でも使用できるドッグテント、防寒用のウェア、小型犬を入れて背負えるリュックなどがあり、人気のRUFFWEAR(ラフウェア)の取り扱いもあり犬用のアウトドアグッズが充実しています。
モンベルのドッググッズはこちら
モンベルオンラインサイト
まとめ
秋冬のキャンプは予想以上に寒さが厳しいです。上記の防寒グッズをしっかり使うことで、愛犬と一緒にアウトドアを楽しめること間違いありません。
愛犬と一緒に楽しめる冬ならではの料理(キャンプ飯)といえば鍋料理ですが、そのほかにもたき火を行う場合やストーブの上でじっくり温めるサツマイモのホイル焼きもホクホク熱々で人も犬も身体が温まる、そして犬が喜ぶ定番メニューです。
キャンプ場内では、ルールやマナーはしっかり守って、夜空の下で焚き火を楽しめば、お酒も美味しい!他の犬連れキャンパーさんとの交流もあるなど、これぞキャンプの醍醐味です。今回は犬連れ冬キャンについてお話ししました。
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