ドッグランの謎を解決!知っておきたいドッグランの豆知識

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愛犬がドッグランでいつもと様子がちがう?!このような経験をしたことはありませんか?ドッグランで疑問を感じやすい、愛犬のことやドッグランの施設のことをまとめてみました。

ドッグランは愛犬も飼い主さんも勉強できる場所

ドッグランは愛犬も飼い主さんも勉強できる場所

愛犬と一緒にドッグランへ行き「あれ?いつもと愛犬の様子が違う」「愛犬がドッグランを有効に使っていない!」など、疑問を感じることがあります。

ドッグランは、たくさんのワンちゃんがいます。

子犬の頃に、社会化をしっかりとしているワンちゃんでも、戸惑うことがあるドッグラン。

まずは一般的なドッグランのルールをご紹介します。

必ず守ろう!一般的なドッグランのルール

ドッグランを利用するときに必要になる、一般的なルールをまとめました。

【一般的なドッグランのルール】

  • 狂犬病予防接種や混合ワクチンの接種(入場の際、証明書の提示を求める施設もあります)
  • ノミやダニの予防対策をしている
  • カラーやハーネスの着用
  • ヒート中は利用できない場合がある
  • 排泄物の処理を必ずおこなう
  • 飼い主さんは愛犬から目を離さない
  • 犬連れの場合のみ使用が可能
  • 乳幼児は入場できない
  • 犬以外のペットは入場できない
  • 施設内での飲食の禁止
  • ドッグランに犬だけを放置してはいけない
  • 攻撃性のある犬は入場できない

これらが一般的に設けられているドッグランのルールです。

施設によっては、おもちゃ(ボールなど)やおやつの持ち込みが禁止されているところもあります。

ドッグランへ出かける前に、その施設にどのようなルールがあるか調べておきましょう。

知っておくと便利!ドッグランの豆知識

ドッグランでの愛犬の不思議な行動や、あまり知られていないドッグランのルールをご紹介します。

愛犬が他の犬と遊ばない!それはどうして?

愛犬が他の犬と遊ばない!それはどうして?

ドッグランで他の犬に興味を示さず、ひとりでもくもくと遊んでいるワンちゃんをみかけます。

原因として考えられることは、「他の犬が苦手」「他の犬と遊ぶより匂いを探索したい」「他の犬に怖くて近づけない」このようなことがあげられます。

また、一度ドッグランで愛犬が恐怖体験をすると、他の犬と遊ばなくなることや、ドッグランそのものを嫌いになることがあります。

愛犬が他の犬と遊ばなくても、無理に遊ばせようとはせずに、愛犬の様子を見守ってあげましょう。

ドッグランなのに愛犬が走らない!その理由は?

ドッグランなのに愛犬が走らない!その理由は?

広い場所で愛犬を思いっきり走らせてあげたいですよね。

それなのに走らない……。このようなことはよくあることです。

愛犬たちは、走らなければストレス解消ができないわけではありません

愛犬がドッグランで走らない理由は「テンションが上がりきっていない」「走るよりほかのことに興味がある」などが考えられます。

ドッグランで無理に走らせる必要はありません。愛犬が楽しいと思えることをさせてあげましょう。

ドッグランでよだれ?!愛犬がドッグランでよだれを出す理由

ドッグランでよだれ?!愛犬がドッグランでよだれを出す理由

ドッグランに行くと、愛犬がなぜかよだれを出す。

これは愛犬の脳に関係があります。

リラックスをしていると、副交感神経が優位になり水っぽいサラサラとしたよだれが出ます。

逆に興奮や緊張をしていると交感神経が優位になり粘性のあるねっとりとしたよだれが出ます。

ドッグランに行って愛犬がよだれを出し始めたら、どのようなよだれを出しているかみてみましょう。

ねっとりとしたよだれを出しているなら、少し緊張しているのかもしれません。

愛犬が戻ってこない!その理由は?

愛犬が戻ってこない!その理由は?

愛犬の名前を呼んでも戻ってこない理由は大きく2つ考えられます。

一つ目は「遊びに夢中になっており、飼い主さんのそばに行くことより遊びを優先している」

二つ目は「ドッグランから帰る合図だと理解している」このような感じです。

どちらも愛犬がドッグランを楽しんでいる証拠なのですが、飼い主さんは困りますよね。

後者の場合は、ちょっとしたコツで改善できることがあります。

それは、帰る時だけではなく、遊んでいる最中も呼び戻しをすることです。

それを繰り返すと「呼び戻し=帰宅」ではなくなるため、愛犬が戻ってくる可能性が高くなります。

また、帰り際に呼び戻して、愛犬を捕まえるために追いかけることやめましょう。

愛犬は飼い主さんと楽しい遊びが始まったと思い、よけいに戻ってこなくなります。

>>【ドッグトレーナーのしつけ教室】「呼び戻し」の教え方はコツが必要!トレーニング法ご紹介

ドッグランに置いてある遊具はどうやって使うの?

ドッグランに置いてある遊具はどうやって使うの?

ドッグスポーツのアジリティに使われる障害物が、遊具として置いてあるドッグランがあります。

例えばトンネルやハードル、Aフレームといって山のように板が三角になっているものも見かけます。

もともとドッグスポーツをやっているワンちゃんなら、なんなく使いこなせると思います。ですが、初めて挑戦するなら、飼い主さんが必ず側についてあげ、難易度の低いところからはじめましょう。

事前にアジリティの動画などを見ておくと、とても参考になりますよ。

危険犬種はドッグランに入れないことがある

ドッグランでは、危険犬種の入場を断っているところがあります。

日本では、危険犬種としてピット・ブル・テリアが問題視されていますが、危険犬種として登録されている犬種はありません。

ですが、一般的に危険犬種と呼ばれるピット・ブル・テリア、土佐犬、ドゴ・アルヘンティーノ、フィラ・ブラジレイロなどは、ドッグランに入れない可能性が高いので注意が必要です。

また、秋田犬やジャーマン・シェパード、ドーベルマンなども危険犬種と判断する施設もあります。

闘犬や使役犬が該当することが多いようなので、うちのコは大丈夫かな?と思ったら、ドッグランに問い合わせてみましょう。

最後に

最後に

ドッグランのルールは、その施設によって違うことがあります。

例えば「おやつの持ち込み禁止」や「リードをはずしてはいけない」など、ついやってしまいがちなことも禁止されているケースがあります。

また、愛犬が見せる行動も、ドッグランならではのものがあります。

ドッグランの豆知識を参考にしていただき、愛犬と一緒にドッグランを正しく利用し、楽しんでいただけたら幸いです。

只野 アキ

只野 アキ

殺処分をなくしたい!という思いでドッグトレーナーになりました。犬が大好きで暇さえあれば犬のことを考えています。CPDT-KAを取得。アニマルコミュニケーション、Tタッチなどを学んできました。ワンちゃんとの生活が豊かになる楽しい情報をお届けします。

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