17歳、歩行困難の愛犬と暮らす筆者が、愛犬が歩行困難になるとどうなるのか?足の異常を感じ始めたのはいつ頃か?など、愛犬の骨や関節が健康であることの大切さについてお伝えします。
17歳、歩行困難の愛犬。
私のパートナーの愛犬(ロングコートチワワ)は今、17歳です。
愛犬は膝蓋骨脱臼の悪化と年齢による筋力低下で、後肢がうまく動かせず、歩行困難になってしまいました。
後肢を踏ん張りやすくするため、踏ん張りをサポートするアイテムなども使用していますが、歩ける距離は歩数で数えた方が早い状態です。
今回は、愛犬が歩行困難になるまでのプロセスや、愛犬がシニア期を迎え、歩行困難になってしまったらどうなるのか?また、飼い主さんはどのような対応が必要になるのか?などをお伝えします。
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後肢の異変に気が付いたとき
愛犬は10歳を過ぎたころから、お散歩中にスキップするような歩き方をしていることがありました。ただ、毎日ではなく1カ月に一度あるかないか程度でした。
それから愛犬が14歳になったころ、何もしていなくても後肢の左側だけ地面につけず、3本足でときどき立つようになりました。
このくらいの時期から、左側の後肢に痛みが出始め、獣医師さんに相談をし、サプリメントと痛み止めを服用するようになりました。
目に見える急な異変は「スキップするように歩く」「片足だけ地面につけない」この2つだけでした。
ですが、愛犬の足は徐々に衰えてしまったのです。
16歳ごろから一気に後肢の筋力が低下し、それと同時に膝蓋骨脱臼による関節の変形が現れ始めました。16歳になった頃は、ひとりで排泄もできていたのですが、17歳の今、ほぼ歩行困難になってしまいました。
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愛犬が歩行困難になるとどうなるのか?
愛犬が歩行困難になるとどのようなことがおきるか、その一例をお伝えします。
後肢を引きずって前に進むようになる
後肢を引きずって前に進み、移動するようになりました。
愛犬が行きたい場所へ、ひとりで行けるのは悪い事ではありません。ですが、後肢があらぬ方向へ曲がった状態でも、愛犬はズルズルと後肢を引きずり、そのまま前に進みます。
この状態は骨折してもおかしくありません。シニア犬の骨折はリスクが高く危険です。そのため、後肢を引きずって前に進んでいる愛犬を見つけたら、すぐに補助するようにしています。
ひとりで排泄ができなくなる
後肢が踏ん張れないため、ひとりで排泄ができなくなりました。
そのため、排泄したくなると、吠えて呼ぶようになりました。
これは24時間、時間は関係ありません。排泄をするときは、胴体を支え排泄のお手伝いをします。
オムツを使う選択もあるのですが、愛犬が自分の意志で私に排泄のタイミングを教えてくれるため、オムツは使用せず愛犬の自然な行動を補助することにしています。
後肢の筋力低下に拍車がかかる
愛犬が自分で立ち上がれなくなると、ベッドで横になっている時間がとても長くなります。
17歳のシニア犬なので、もともと睡眠時間は長いのですが、それでも寝かせっぱなしにしてしまうと、後肢の筋力は瞬く間に低下します。
愛犬を見ていて「歩きにくい状態」から「歩行困難」になるスピードはとても速く感じました。シニア犬にも適度な運動を取り入れ、筋力低下を防止することはとても大切です。
予防することの大切さ
愛犬は、後肢の症状が出始めたころから、進行の速度を遅らせるためにサプリメントを利用するようになりました。
もっと前からサプリメントを飲ませるなどの対策をしていたら、まだ歩けていたのでは?と思うことがあります。
歩行困難になり、はじめて愛犬が歩けることのすばらしさがわかりました。
いつまでも愛犬に自分の足で歩いてもらえるように、早めの予防をおすすめします。
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最後に
今回は、17歳の愛犬と暮らす実話をお伝えしました。
愛犬が自由に歩けることは、当たり前だと思っていました。失ってから大切なことに気付き、後悔だけが残らないように……。
17歳の愛犬の現状を知っていただき、皆さまの愛犬がいつまでも自分の足で歩けるように、予防や対策を考えていただくきっかけになれば幸いです。
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