愛犬のためならおやつは無制限で食べ放題。さてそれでよいのでしょうか。大好きな愛犬のためにしていることが、愛犬の寿命を縮めているかもしれません。やってしまいがちな、愛犬の寿命を縮めてしまう行為をご紹介します。
実はその行為、愛犬の寿命を縮めているかも!?
愛犬のためにと思い、気づかぬ間にやっていたことが愛犬の寿命を縮めているかもしれません。愛犬は飼い主さんに「こうしてほしい」などと言えません。
愛犬が喜んでいると思ってやっていたことも、実は愛犬にとって負担になっている可能性もあります。
愛情があるからこそやっていたことが、愛犬の寿命を縮めていたら悲しいですよね。
愛犬にいつまでも元気でいてもらうために、やってしまいがちな、愛犬の寿命を縮めてしまう行為をご紹介します。
散歩をさせなすぎる、しすぎる
「うちの子は散歩が大好きだから」と、愛犬の散歩を長時間していませんか?
犬の散歩の適正時間は犬種により違います。散歩をしていて、愛犬の呼吸が荒く短くなり、舌が紫色になるくらいまで散歩を続けることは、心臓などからだに負担がかかり危険です。
特に、走ることが好きだからといって、飼い主さんが自転車に乗り愛犬を散歩させる方法は、無理矢理犬を走らせることになるため、おすすめできません。
長時間の散歩が必要な場合は、ゆっくりと歩くようにしましょう。
次に、愛犬を散歩に連れていかないとどうなるのでしょうか。
どんな犬種でも散歩は必要です。愛犬を散歩に連れていかないと、ストレスがたまり無駄吠えや、家具を噛むなど問題行動へ発展する可能性があります。
また、犬が外の環境に慣れていないと、外に出たとき、とても恐怖を感じるようになります。愛犬のためにも、理想は1日2回適度な時間の散歩をしましょう。
犬に合っていないフードをあたえる
愛犬が好んで食べるからといって、成犬になっても子犬用のフードを与えるなど、愛犬の年齢にあったフードを与えないと栄養過多や栄養不足になります。
また、愛犬のからだにいいとされているフードでも、愛犬のからだにあっていなければ体調を崩す原因になります。与え始めて、体調の不良が続くならフードを変えてください。体調の不良はアレルギーなどが原因の可能性もあります。フードを食べて体調を崩したら、いつも食べさせていないものが、原材料の中に入っていないか見てみましょう。
フードの保管方法ですが、冷蔵保存や冷凍保存を推奨しているものもあります。
保管方法をよく読み必ず守りましょう。
おやつをあたえ過ぎる
実際に飼い主さんに相談をされたお話をします。「チワワなんですが、10キロあるんです」そう飼い主さんに相談されました。
どんなに骨格が大きくても、10キロは太りすぎです。
飼い主さんは、病気が見つかることが怖くて動物病院へ行けないとおっしゃっていました。何度もダイエットに挑戦したけれど、同居しているお母さまがとてもその子をかわいがり、ほしいままにおやつをあげてしまうとのことでした。
お母さまも悪気がなく、むしろ愛情があってやっていることです。ただ、そのチワワのことを考えるのなら、1日に与えるおやつの量を決める、カロリーが低い食べ物を与えるなどするべきです。動物病院にも行き、からだに異常がないかみてもらうことも必要です。何事もやりすぎはよくないということですね。
ちょっかいを出しすぎる
愛犬が眠っているときに起こして遊びに誘うことや、愛犬が食事をしているときにじっと見つめるなど、愛犬のことが好きだからやってしまいがちですが、やりすぎは愛犬のストレスになります。
犬も人間と同じように、飼い主さんからのストレッサーによりストレス反応がおき、それが原因で体調を崩してしまうこともあります。
愛犬がリラックスしているときは、そっとしてあげましょう。また、愛犬が嫌がることをして楽しむこともやめましょう。
最後に
飼い主さんの愛情表現が、裏目にでてしまうことも多々あります。それが愛犬の寿命を縮めているとわかったら、とても悲しいですよね。 愛犬のことをよく知り、何事もやりすぎないようにしましょう。大好きな愛犬に、健康で長生きをしてもらうために、参考にしていただけたら幸いです。
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