犬の優良ブリーダー選びのポイント 健康な子犬をお迎えするために

飼い方

ブリーダーから子犬を購入するメリットは?子犬を家族にお迎えしたい時、信頼できる優良ブリーダーの選び方は?健康な子犬を家族に迎えるための優良ブリーダー選びのポイントをお伝えします。ブリーダー直販の子犬掲載サイトブリーダーナビについてもご紹介!

犬を迎える方法はペットショップで購入するだけではない

犬を迎える方法はペットショップで購入するだけではない

「犬と一緒に暮らしたい」「犬を飼いたい」「子犬を家族にお迎えしたい」と思ったとき、犬を家族の一員として迎える方法は、ペットショップで子犬を購入するという選択肢だけではありません。

他にも

ブリーダーから購入する

動物愛護団体や保護活動を行っている団体を通じて保護犬の里親になる

近しい家族や知人から犬を譲り受ける

など、子犬から成犬までをお迎えする方法がありますが、今回は、ブリーダーから子犬を購入して迎える方法についてお話ししたいと思います。

関連記事:保護犬をお家に迎えたい方へ里親として迎える方法と注意点

ブリーダーから子犬を迎える際に知っておきたいこと

ブリーダーならば、どのブリーダーでも安心して子犬を迎えられるか?というと、残念ながら実際にはそうではありません。

劣悪な環境で犬を飼育・繁殖していたブリーダーが、多頭飼育崩壊やブリーダー崩壊を起こして、動物愛護団体が繁殖犬達をレスキューするような事例がニュースに取り上げられることもあります。

ブリーダーから子犬をお迎えしようとするときには、優良なブリーダーを探すことが、子犬選びで大切なことです

優良ブリーダーから子犬をお迎えするメリット

優良ブリーダーから子犬をお迎えするメリット

優良ブリーダーから子犬を迎える場合には、どんなメリットがあるのかについてみていきましょう。

良質で健康な子犬を迎えることができる

犬種の特性を理解したプロフェッショナルで、特定の犬種を専門として繁殖を行っている優良ブリーダーは、犬舎の犬達に先天性疾患や遺伝性疾患の検査を行っていたり、遺伝的な病気を持つ犬を繁殖に使わない、気質の良い犬を繁殖犬にするなど犬の血統が管理されています。

このため、優良ブリーダーで育てられた子犬は、良質で健康な子犬が多いといわれています。

子犬達が社会性を身につける機会を得ている

生後3〜4週目から始まる社会化期は、犬の一生のうち1度しか過ごせない大切な時期です。しかし、ペットショップで販売される子犬達の中には、生後間も無く母犬と子犬が引き離され、子犬同士が遊んで社会性を学ぶ機会を失われ、早期に離乳が行われることがあります。

日本のペットショップのショーケースに並ぶ多くの子犬たちは、早期に母犬や兄弟から引き離され、ペットオークションと呼ばれるセリ市で落札されたケースが多いといわれています。

優良ブリーダーのもとで生まれた子犬達は、母犬や子犬達が一緒に過ごし、同胎の兄弟姉妹達と母乳を飲んで、たくさん遊んで、犬社会のルールを学びながら成長していくため、子犬達は心と体の成長だけでなく、社会性を身につけることができます。

母犬や子犬の情報を知ることができる

良いブリーダーは、母犬はどんな犬で、子犬と同胎犬達がどんな場所で育っているのかを飼育環境などを教えてくれるはずです。事前に連絡を入れればもちろん見学をすることも可能ですし、質問に答えてくれます。

母犬や子犬についての情報や犬の状態を教えてくれないブリーダー、母犬や子犬の状態の把握も犬舎の見学もできないというブリーダーは、悪質な悪徳ブリーダーの可能性があります。

お迎え後もお悩みを相談することができる

優良ブリーダーは、子犬をお迎えするか検討しているときに、気になることやお悩みを相談すると、適切なアドバイスをしてくれます。

お迎え後も、しつけや健康面での相談ができるので、犬種の特性や犬の性格にあったしつけ方法なども教えてくれるので心強い存在です。

優良なブリーダーを選ぶときのポイント

優良なブリーダーを選ぶときのポイント

ではここからは、どんなブリーダーを選べばよいのか、優良ブリーダーを探す際のポイントをご紹介します。

第一種動物取扱業者として登録を行い、動物愛護管理法を遵守している業者であること 子犬の生体販売を行う業者(ブリーダー)は、動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護管理法)に基づいて、動物の適正な取扱いを確保するための基準などを満たした上で、都道府県知事又は政令指定都市の長の登録を受けなければなりません。(引用参考:環境省 動物愛護管理法の概要

また、犬の販売時には、購入する生体の確認と、重要事項の説明が事業所で対面で行われます。このとき、動物取扱業者の標識を掲示していない業者は、登録を受けていない悪徳業者の可能性があるので、必ず最初に確認をしましょう。

犬達の過ごしている環境が適切かどうか

ブリーダーのもとで過ごしている子育て中の母犬、子犬、その他の繁殖犬や繁殖引退犬たちが十分なスペースで暮らしているかどうかは、犬達の健康状態にも関わってきます。

繁殖屋やパピーミルと呼ばれる、犬達に愛情を与えず多くの犬種を扱って一度に大量繁殖させている業者や、狭いケージなどのスペースに押し込められているような劣悪環境で繁殖を行っている悪徳業者を選ぶことがないようにしましょう。

犬舎の見学時には、犬舎から悪臭がしないか、清掃は行き届いているか、犬達が1つの命として扱われているかを自分の目で確認することをおすすめします。

遺伝性の病気や犬の体への配慮

優良ブリーダーは、無計画な犬の繁殖をすることはなく、母犬に負担をかけないように計画的に交配・繁殖・子犬の子育てを行っています。

生まれてくる子犬達の病気のリスクを減らすために、事前に繁殖犬に先天性や遺伝性の病気がないかの検査を行ない、病気の可能性のある犬は繁殖犬から引退させることは、ブリーダーの責任です。

お迎えする子犬の候補がみつかったら、犬の特性や現在の子犬の健康状態をブリーダーに確認することをおすすめします。

どんなことも相談できるブリーダー

繁殖している犬種について知識のあるプロの優良ブリーダーは、わからないことや気になることを質問すると誠実に答えてくれるはずです。犬のことについて親身になって相談にのってくれるブリーダーは、信頼できるといえるでしょう。

ブリーダーから犬をお迎えする方法

ブリーダーから犬をお迎えする方法

ブリーダーから犬を購入するにはどんな方法があるのかをみていきましょう。

面識のあるブリーダーに相談する

信頼できる優良ブリーダーとの面識がある場合に限りますが、以前犬と暮らしていた場合など、先代犬の出身犬舎や知り合いのブリーダーに相談するという方法があります。

この場合、犬達がすでにどんな環境で育っているかを把握できていることや、面識あるブリーダーに子犬を迎えることについて相談がしやすいメリットもあります。

動物病院やドッグトレーナー、知り合いなどにブリーダーを紹介してもらう

ブリーダーをこれから探す場合は、動物病院やドッグトレーナー、知り合いなどに紹介してもらう方法もあります。

獣医師や訓練士など犬の資格を持った専門家に紹介してもらうことで、優良ブリーダーや良質な子犬と出会う可能性があります。

自分で調べてブリーダーへ直接連絡する

インターネットを使って検索をすると、日本全国のブリーダーのホームページを探すことができます。

有名なブリーダーは、人気があることと計画的な繁殖を行っているので、予約待ちとして長期間も子犬を待つこともあります。また、子犬を希望しても犬の生活環境が犬舎の条件に合っていないと、ブリーダの考える条件やポリシーに合わないと子犬を購入できない可能性もあります。

ただし、インターネットにはさまざまな情報が表示されます。自分で調べたブリーダーのホームページなどの連絡先から直接連絡をする場合は、そのブリーダーが第一種動物取扱業の登録を行っている業者か、本当に優良ブリーダーかどうかまで、自分でしっかり調べる必要があるでしょう。

ブリーダーを選ぶためのブリーダー直販の子犬掲載サイトを利用する

インターネットで検索する方法の中には、ブリーダや子犬を探すことのできるブリーダー直販の子犬掲載サイトを利用する方法もあります。

ブリーダー直販の子犬掲載サイトでは、犬種や女の子、男の子などの条件、価格、相場などの確認ができ、サイトを通じてブリーダーから子犬を購入することができます。

ブリーダー直販の子犬掲載サイト「ブリーダーナビ」をみてみよう!

ブリーダー直販の子犬掲載サイト「ブリーダーナビ」では、優良ブリーダーからワンちゃんを直接お迎えすることができます

ブリーダーの登録には、登録基準を設けているので、条件を満たすブリーダーしか登録できないシステムとなっています。

ブリーダーナビを通じてブリーダーから子犬を購入する流れ

ブリーダーナビを通じてワンちゃんを家族に迎える場合の大まかな流れをご紹介します。

  1. 子犬や気になるブリーダーを探す(LINEでの相談も可能)
  2. WEB上でブリーダーとの相談や質問などの問い合わせのやり取りも可能
  3. 事前に予約を行い犬舎の見学をする
  4. ワンちゃんを購入する場合は、ブリーダーに意思を伝えて手続きを進める
  5. ブリーダーと日程を調整し、ワンちゃんを家族にお迎えする
  6. 購入したワンちゃんを家族にお迎えすることができたら、サイト上でブリーダーの評価を行い、成約特典を受け取る

ブリーダーナビを利用する際に安心の保証サービスとは?

ブリーダーナビでは、ブリーダーへの相談や問い合わせなどのやり取りを行うことができるだけでなく、もし支払い後に、子犬の受け渡しが行われないなどのブリーダーの詐欺行為があった場合は、取引保証サービス利用規約にのっとり30万円を上限としてブリーダナビが子犬代金を返金保証してくれるので安心です。

本当に優良ブリーダーなの?

「インターネットを使って子犬を探すWEBサービスは、顔が見えないから心配」という方も、ブリーダーへ問い合わせや犬舎の見学することができることは、安心できる材料です。

ペットショップから子犬を迎える場合、子犬がどんなところで育ったのか状況がわからないケースも多いです。

その点、実際にサービスを利用して子犬をお迎えしたユーザーさん達が、ブリーダー評価という形でブリーダーとのやり取りで感じたことやお迎えしたワンちゃんの様子、写真をアップするなど、ブリーダーナビの利用者がみんなで各ブリーダーに対する評価を共有することができます。

ブリーダーナビでは、評価レビューから親身になって相談にのってくれる、適切なアドバイスをもらえるブリーダーの情報を探すことができます。

ブリーダーナビに関するQ&A

質問:ブリーダーナビの会員登録に費用はかかる?

回答:会員登録や会員機能の利用に費用はかかりません。

質問:必ず子犬の見学をしないと犬を買えないのですか?

回答:改正動物愛護管理法によって、現物確認・対面説明が義務付けされているので、必ず見学をする必要があります。

(引用参考:ブリーダーナビ よくある質問から

子犬やブリーダーを探しているならブリーダーナビがおすすめ!

子犬を探している方は、ブリーダーナビで価格や詳細をチェックしてみてはいかがでしょうか?

子犬の母犬、父犬、兄弟姉妹の同胎犬たちの様子、子犬達がどんな環境で育ったのか、ブリーダーがどんな人なのかを知りたい場合は、信頼できる優良ブリーダーから直接ワンちゃんを購入することをおすすめします。

今回は、犬の優良ブリーダー選びのポイントをご紹介しました。

関連記事:犬をどこから迎え入れる?3つの選択肢

ブリーダーから子犬を迎える方法

犬の飼い方入門まとめ

ドッグパッド編集部

ドッグパッド編集部

ワンちゃんとの楽しい生活に役立つ独自の情報を取材し、配信するエディター集団です。皆さまが普段「あるといいな」と感じていること「こんな工夫は楽しいよ」と知らせたいこと、疑問、質問、困りごとなど、どしどしお寄せください。

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