公開日
2019/09/02

犬の言葉”ボディランゲージ”の紹介!あの行動はどういう意味?

犬は時々面白い顔をしたり、眠くもないのにあくびをしたり不思議な行動をとることがあります。これは犬のボディランゲージといい、犬の言葉なのです。犬の言葉がわかると愛犬が今どんな気持ちでいるのかわかるようになります。愛犬の言葉がわかる、犬のボディランゲージについてご紹介します。

犬のボディランゲージを理解しよう

ボディランゲージという言葉は耳にしたことがあると思いますが、実際にどのようなものなのでしょうか。

犬は非言語動物といい言葉を話ません。そのかわりのコミュニケーション手段として使われるものが「ボディランゲージ」です。

犬同士のコミュニケーションはもちろん、飼い主さんにも同じようにボディランゲージを使って愛犬はたくさんのメッセージを伝えています。私たちにとって不可解な行動に見えるものにも意味があり、愛犬からのメッセージがそこに隠されているのです。

ボディランゲージが少しずつわかるようになると、愛犬が今どんな気持ちでいるのか、どうしたいのかが分かるようになります。

「おすわり」や「まて」など私たちは犬に言葉を教えています。犬はその言葉を覚え、言われとおりに座ったり待ったりします。今度は私たちが犬の言葉を理解してみませんか。

お互いが歩み寄れば犬との距離がぐっと近づき愛犬との絆も深まります。

ボディランゲージを知ることは犬の言葉が理解でき、さらに愛犬との絆が深まる素晴らしいことなのです。

犬のボディランゲージにはこんな意味がある

犬のボディランゲージの中でもよく見かけるもので、そのボディランゲージの意味がわかりやすい部位のものをいくつかご紹介します。

しっぽを振るのは嬉しいから?

「しっぽの動き」のボディランゲージをいくつかご紹介します。

しっぽを上にあげて大きく振る

しっぽを振るボディランゲージでも良くみられる行動です。

このボディランゲージの意味は「嬉しい」などの感情ととらえたくなりますが、実は興奮をしているときにおきるボディランゲージです。

飼い主さんが帰宅したときなどに、このようにしっぽを振るのはうれしくて興奮をしていると考えて良いでしょう。

しっぽをぶんぶん振りながら、飼い主さんの手を甘噛みしたり、飛びついたりするなら、愛犬が興奮の抑制をできていない状態と考える必要があります。

しっぽを右側に傾けて振る

しっぽを右側に傾けて振っているときは「楽しい」「嬉しい」など、リラックスしてポジティブな感情でいると考えてよいでしょう。

犬の右脳左脳の研究によりしっぽを振っている位置が右側なのか左側なのかで大きな違いがあることが報告されています。

しっぽを左側に傾けて振る

右側に傾けて振っているポジティブな気持ちとは逆で、「警戒」や「不安」などの気持ちを表す意味があります。

警戒や不安を感じているときは、興奮をしているしっぽの振り方と違い、ゆっくり動かしたり、動きがなかったりすることが多くみられます。

あくびをするのは眠いから?

私たちは眠いときや、退屈なときなどにあくびをします。では犬たちのボディランゲージのあくびはどのような意味があるのでしょうか。

眠いからあくびをする

リラックスをしている状態で犬があくびをするのは単純に眠いときや、気持ちがいいからあくびをしたと考えていいでしょう。

お散歩中のあくび

お散歩中など眠るシチュエーションでないのに犬があくびをする意味は「自分の緊張をほぐす」や「他の犬をなだめる」「ストレスを感じている」などがあります。

お散歩中やドッグラン、飼い主さんと遊んでいるときなどに愛犬があくびをしたらその場所に不安を感じている場合や、他の犬や飼い主さんに対して「自分は無害だからそっとしておいてくれるかな」などのサインと考えられます。

その耳の位置はどういう気持ち?

犬の耳もたくさんのボディランゲージを発信する場所です。

耳をピンと立てる

このボディランゲージは「何かに集中をしている」「気になることが起きている」このようなときに見られます。

飼い主さんがボールを投げたり、食事の支度をしたり愛犬が気になることをしているときにみられるボディランゲージです。

耳を開いてたおす

耳を開いて頭と同化するくらいにたおしているボディランゲージは「不安」「恐怖」という意味があります。

例えば雷や花火の音など、何かに恐怖を感じているときにこのボディランゲージをします。

犬の目でわかる愛犬の気持ち

「目は口ほどに物を言う」といいますが、犬の目も同様にとても表現が豊かでボディランゲージを読みやすい場所です。

リラックスをしている目の形

穏やかに見え、見開いたときに比べ、少しまぶたを落としている目がリラックスをしている目の形です。

この目のときは相手に友好的な気持ちでいることを示していることが多く、大好きな飼い主さんを見つめるときなどに良くみられる目の形です。

見開いた目

このボディランゲージは「何かに集中をしている」「興奮をしている」そのようなときに見られます。

白目が見えている

これは「不安」「恐怖」などを犬が感じたときに多く見せるボディランゲージです。

笑ったように目を細める

このボディランゲージは「友好的」「相手をリラックスさせたい」そのような意味があります。

犬のボディランゲージを読み取るためには

犬のボディランゲージを読み取るときに大切なのは、ひとつのボディランゲージで犬の感情を判断しないことです。そして犬の体全体をよく観察することも大切なポイントです。

犬は体全体で多くのボディランゲージを一度に表します。「犬のボディランゲージにはこんな意味がある」でお伝えしたものを参考に、ボディランゲージの読み方の例をあげてみます。

耳を寝かせ、目がリラックスをしている目の形で、しっぽを振っている

この場合は、嬉しくて仕方がないというポジティブな気持ちを表していると考えていいでしょう。

このときに目がリラックスをしている目の形ではなく見開いているなら、興奮しすぎている状態と考えられます。

耳をピンと立てて、目を見開いて、しっぽを左側に傾け振っている

この場合は何かに警戒をして集中をしていると考えられます。

ポジティブな状態ではないため、しっぽを振っていてもこのようなときは知らない犬ならむやみに近づかない方が良いでしょう。

愛犬ならば何に警戒をしているのか原因を見つけると、問題行動の改善につながる可能性もあります。

このような感じで犬が体全体で表しているボディランゲージを観察して犬の気持ちを判断する必要があります。

「犬のボディランゲージにはこんな意味がある」でご紹介したボディランゲージの他にもたくさんの部位のボディランゲージがあります。

まずは「犬のボディランゲージにはこんな意味がある」でご紹介をしたものを組み合わせて犬の気持ちを観察していただけたらと思います。

注意したい犬のボディランゲージ

犬がネガティブなボディランゲージを見せているときは注意が必要です。

例えば「耳を倒して、目を見開いて、荒い呼吸をしている」このようなボディランゲージをみせているとき、犬にストレスや緊張、不安などを感じていることが多いため、何が原因でそのようになっているのか観察をしてあげましょう。

また、知らない犬とふれあうときに「耳を立て、目を見開き、体を前傾姿勢にしてしっぽをゆらゆらと振っている」このような場合、しっぽを振っているからといえ、その犬は友好的な状態ではないため注意が必要です。

犬の言葉を知ることで私たちの安全も確保でき、犬にマイナスな経験をさせなくてすみます。そして愛犬の問題行動を未然に防いだり、改善するきっかけをつくったり多くの手掛かりをボディランゲージで犬は教えてくれているのです。

最後に

ボディランゲージは犬のことを理解でき、犬とよりよい関係を築ける愛犬からの大切なメッセージです。最初は少しずつからでいいので、愛犬を観察してボディランゲージを見つけてみてください。

今まで何気なく見過ごしていた愛犬のしぐさが、実は飼い主さんにSOSを求めているサインだったということもあります。 犬のボディランゲージの意味を知って、犬たちの言葉に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?