痒くてつらい皮膚の疾患。腸内環境を整えて、愛犬が皮膚の疾患にかかるリスクを軽減してみませんか?愛犬の腸内環境が乱れる原因や、腸内環境を整える方法などをご紹介します。
内臓の乱れが皮膚に現れる?!
内臓に異常があると、皮膚に異変があり「内臓がSOSをだしているよ!」と、お知らせをしてくれることがあります。
「皮膚は内臓の鏡」というほど、皮膚と内臓は、とても密接な関係があるということですね。
愛犬たちも内臓疾患が原因で、皮膚に異常が現れることがあります。
愛犬に多いアレルギー性皮膚炎。これらはもともと、そのコが持っているアレルギーの体質や、食べ物、免疫力の低下などで起きます。
免疫力と深い関係がある腸を健康に保って、愛犬のアレルギー性皮膚炎を予防しましょう。
腸内環境とアレルギー性皮膚炎の関係性
人間の免疫細胞の70%近くが腸に集まっているといわれています。
皆さんもご存じの通り、免疫は体を細菌やウィルスなどから守る働きをしています。
ひとつの例をあげると、腸内細菌が生み出す短鎖脂肪酸は、アレルギー反応を軽減するといわれています。
このように、腸を健康にすることで、免疫力が高まり、アレルギー性の疾患にかかりにくくなる効果が得られるのです。
愛犬のアレルギー性皮膚炎ってどんな病気?
アレルギーを起こす原因物質のアレルゲンによって、体内の免疫が過剰反応し、起きる皮膚炎のことをいいます。
症状は主に皮膚の痒みです。
痒みは、口や目の周り、前肢、後肢の付け根、おなか、耳、足先などに現れます。
痒みが強く、愛犬にとってアレルギー性皮膚炎は、とてもつらい病気のひとつです。
愛犬の腸内環境が乱れる原因
愛犬の腸内環境が乱れる原因として、いくつかの原因があげられます。
愛犬の腸内環境が乱れる原因をご紹介します。
食事による乱れ
ライフステージに合わない食事や、添加物が多く含まれている食事やおやつ、栄養が偏った食事は腸内環境を乱す原因になります。
ストレスによる乱れ
犬たちも私たちと同じように、ストレスを感じると自律神経のバランスが崩れ、腹痛や下痢、便秘などの症状が現れます。これを繰り返すと腸内環境が乱れてしまいます。
愛犬によってストレスの感じ方が違うため、愛犬がどのようなことにストレスを感じるのか、理解し対応してあげましょう。
ストレスがかかったかな?と思ったら、愛犬が好きなことを思いっきりさせてあげ、ストレスを解消させてあげてください。
運動不足による乱れ
運動すると腸の動きが活発になります。逆に運動不足は腸の動きが悪くなり、腸内環境を乱す原因になります。
ストレスの発散と、腸の「ぜんどう運動」を促すお散歩は、手軽にできる「腸活」といってもいいでしょう。
老化による乱れ
愛犬が年を重ねると、一般的に腸内の善玉菌が減少し、悪玉菌が増えて腸内環境が悪化します。
シニア犬は特に、腸の健康に気を付けてあげてください。
薬(抗生剤)による乱れ
私たちも風邪をひいたときなどに、抗生剤を飲むとおなかの調子が崩れることがあります。これは腸内に住んでいる、善玉菌もやっつけてしまうからです。
愛犬たちも同じように、薬によって腸内環境が乱れることがあります。
ただ、薬は獣医師さんの指示のもとに飲んでいるため、愛犬の下痢や便秘が続くなら自己判断はせず、獣医師さんにその旨を相談しましょう。
愛犬の腸内環境を整えよう!
食事で善玉菌を増やそう!善玉菌を増やす強い味方
愛犬の腸内環境を整える善玉菌を増やす食べ物をご紹介します。
【善玉菌が増える食材】
- ヨーグルト
- サツマイモ
- バナナ
- りんご
- 納豆(発酵食品)
- 寒天
どの食材も、与えすぎに注意が必要です。
愛犬の体調を見ながら、フードに少量をトッピングするなど、工夫してみてください。
腸活に万能なサプリメント
腸内環境を整える目的で作られているサプリメントは、食事では摂りにくい栄養素なども、しっかりと摂取できるためおすすめです。
DOGPAD and LIFEオリジナルの「犬サプリメント 腸内環境の健康に」は、愛犬の腸を元気に保つために作られたサプリメントです。
犬サプリメント 腸内環境の健康維持に(チーズ味)のポイントは一本のスティックに、なんと!100mlのヨーグルト約100個分に相当する殺菌乳酸菌を1,000億個も配合されています。
殺菌乳酸菌を摂取することにより、おなかの調子や腸内環境の健康維持が期待できます。ぜひチェックしてみてください!
最後に
腸内環境を整えることは、皮膚の健康はもちろん愛犬のからだの抵抗力を高め、愛犬を病気から守ります。
腸と深い関係性を持つ皮膚。 痒くてつらい皮膚の疾患から愛犬を守るためにも、愛犬の腸内環境を見直してみませんか。
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