公開日
2017/09/20
更新日
2018/05/17

知ってる?犬のしっぽの形には名前があった!

世界各国には、非公認犬種も含めて700以上の犬種がいるそう。そんなに犬種がいれば、当然、骨格、毛の長さなど見た目にも差が出てきます。そこで注目したのが、「犬のしっぽ」。色々な形がありますが、じつはそれぞれ名前があるんです♪

「犬耳」の種類を知りたい方はこちらから♪
知ってる?犬耳の形には名前があった!

しっぽの形の種類

ボブ・テール

生まれつきしっぽが無かったり、断尾した短い尾。
例)オーストラリアン・シェパード、ウェルシュ・コーギー、ミニチュアシュナウザーなど

立ち尾(セーバー・テール)

なだらかにカーブをして上方に上がっている尾。
例)パセット・ハウンド、ジャーマン・セパード、ビーグルなど

オッター・テール

オッター(カワウソ)の尾に似ていて、根本が太く先端にいくにつれ細くなっている尾。
例)ラブラドール・レトリバー

巻き尾(スクリュー・テール)

ワインの栓抜きのように、らせん状になっていて短い尾。
例)ブルドッグ、ボストン・テリア、フレンチブルドッグ

カールド・テール

くるんと巻かれたしっぽが背中の上に乗っているような尾。
例)秋田犬、チャウチャウ、パグなど

ブリューム・テール

長くて、羽毛状の飾り毛が垂れ下がっている尾。
例)ミニチュアダックス、ポメラニアン、ペキニーズ、ビジョン・フリーゼ

スナップ・テール

鎌の形に似て、ゆるやかにカーブしている。しっぽの先が背中にくっついている尾。
例)アスカラン・マラミュート、チワワ

断尾をする理由

犬のしっぽの、ちょこっと豆知識。
しっぽを切ることを「断尾」と言います。
上記にもある、「ボブ・テール」を持つミニチュアシュナウザーやピンシャー、プードルなどの犬種は断尾が行われることがあります。
生まれつきのものではなく、人間の手によって切られてしまうのです。
一体なぜ切る必要があったのでしょうか?

昔は・・・

ヨーロッパにおいて、断尾をすることで狂犬病を予防し、筋力や瞬発力を強めネズミ捕りや外敵と争う際の怪我を予防すると広く信じられていました。
また、狩猟犬や牧羊犬において、長いしっぽだと傷がつきやすく感染症の恐れがあるということで断尾が行われたことも。
今現在のヨーロッパでは動物愛護の観点より犬の断尾は禁止されていますが、当時は犬のしっぽを切り落とすことが慣習化していました。

現在でもある特定の犬種は断尾され続けている国が多いです。では、ほとんどの犬がペットとして一緒に生活している現代における断尾の目的とは、何でしょうか?

現在は・・・

昔からの習慣が残っていて、今になっても「スタンダード」という形として残っています。スタンダードとは、つまりその犬種によってもうけられた基準のことを言います。しっぽが長い場合、スタンダードの形から外れてしまうという理由で血統書の発行ができない場合があるのです。

高値で売買される純血種は、血統書を出さないわけにはいきませんので、ブリーダーさんなどが泣く泣く断尾することが多いようです。
日本では「動物愛護法」という法律はありながら、犬の断尾行為は禁止されておりません・・・。
愛犬家としては耳をふさぎたくなるようなお話ですが、是非皆さんにはこのような事実があるのだと知ってほしいです。

アジアを代表し、一刻も早く断尾を禁止する風潮になってほしいですね・・・(T_T)