公開日
2018/06/22
更新日
2018/06/29

犬種別で毛の色の種類を知ろう!【トイ・プードル】

くるくるとした巻き毛がチャームポイントであるトイ・プードルですが、実際に家族として迎えるとなると、まずはその毛色選びに悩まれるのではないでしょうか。
トイ・プードルは、その毛色によって性格の特徴も少しずつ違うと言われています。
そこで今回は、毛色ごとの性格の違いや、毛色自体の持つ特徴について紹介していきましょう。

認定毛色は14色!?

現在ジャパンケンネルクラブ(JKC)では、トイ・プードルのカラーとして下記の14色の毛色を認定しています。

    • ブラック
    • ブルー
    • グレー
    • シルバーグレー
    • シルバー
    • シルバーベーシュ
    • ブラウン
    • レッド
    • アプリコット
    • カフェオレ
    • ベージュ
    • シャンパン
    • クリーム
    • ホワイト

実際の認定カラーはこの14色ではあるのですが、加齢による退色や色の濃淡の違いによって、もっと多くのカラーがあるようにさえ感じます。
また、血統証にはカラーが記載されますが、ブラウン系やグレー系の色の違いは登録する側の主観によって違う表記になることもありますので、家族として迎え入れる時には必ず実際の毛色を見て判断することをおすすめします。

代表的な毛の色

トイ・プードルは毛色によって性格に違いがあると言われています。勿論産まれ持った性格や、育つ環境によって大きく変化していくことはありますので、あくまでも参考程度にされるといいかもしれません。
ここでは、代表的な毛色の持つ特徴や、その性格について紹介していきます。

ホワイト

トイ・プードルの原種色であるので、遺伝子も最も安定しているカラーです。先祖犬に有色の物は入っていない場合には、成犬になると本当に綺麗な真っ白の毛を持つようになります。ただ、鼻や目の縁は真っ黒で、皮膚の色も暗めの色となります。
遺伝子が安定しているせいか物覚えがよく賢い子が多いのですが、繊細な性格の子も多いのでしつけの時には叱り方には注意を払う必要があります。

ブラック

両親犬とも純粋なブラックの場合には、とても綺麗な漆黒な毛色になります。ただし、先祖犬にブラウンなどが混ざった物が入っていると、退色が早めにはじめることがあり灰色を帯びたようなブラックになっていきます。
ブラックの子は、トイ・プードルのなかでは最も賢く覚えがいいと言われています。飼い主さんにも大変忠実で、無駄吠えをする子も少ないようです。

ブラウン

色素がやや薄い毛色と瞳の色のバランスが大変よく、独特な美しさを持つのが特徴的なカラーです。年齢と共に退色をしていっても薄いブラウンが綺麗なままで、独特な美しさは損なわれません。
性格的には、マペースで自己中心的なところがあります。きちんとしつけをしていかないと、ワガママな犬になってしまうこともありますが、物覚えはいいほうなのでメリハリを持ってしつけていけば問題ありません。

レッド

最も人気のある毛色ですが、実はこの毛色の歴史は非常に浅く遺伝子的にはまだ安定段階ではないと言われています。
この毛色は出生時の色が一番濃いとされ、早い場合は2歳を過ぎた頃から退色がはじまり、段々と薄いベージュに変化していきます。レッドカラーは濃淡の違いがありますが、鼻は全て黒になります。
性格的には、天真爛漫とされ人懐っこいのが特徴です。但し、犬同士の協調性は少ないとされています。活発に動き回るタイプの子が多いので、お子さんなどのいい遊び相手になってくれるかもしれません。

アプリコット

両親犬共にレッドの場合に生まれるカラーです。その為、レッドと遺伝子が似ている部分があり、2歳過ぎから段々と退色がはじまることが多いです。
鼻と目の縁は黒か濃い茶色で、レッドと同様に安定した人気があります。
性格的にもレッドと同様に協調性に欠けるところがありますが、物怖じしない性格も持ち合わせていますので、他の犬に対して吠えてしまう場合もあります。

クリーム

耳の先や背中の一部に薄く茶色の毛が入っている場合にはクリームに分類されますが、ホワイトとの区別が付きにくいカラーです。濃淡の差もあまりありません。
血統証ではホワイトに分類されてしまうこともあり、実物を見たら真っ白ではなかったということもよくあるようです。
飼い主さんに忠実な子が多く、マイペースで天然な可愛らしいタイプの子といえます。

シルバー

産まれた時には全身がブラックなので、判別が大変難しいカラーです。足の裏をチェックし、そこにシルバーの毛が混じっていればシルバーとして登録をされます。
成長と共にシルバーの濃淡でグラデーションが出るのですが、それが大変美しいです。ただし、どのようなグラデーションになるかは子犬のうちでは全く予想が付かず、トイ・プードル初心者はなかなか手が出しにくいようです。
大人しい性格で人見知りをしてしまう子が多いです。その反面飼い主さんには強きで出ることもあり、甘やかし過ぎると噛み癖が付いてしまうこともあります。

珍しい毛の色は?

JKC基準のなかで現在最も珍しいといわれているカラーは、グレーでもなく黒でもないような絶妙な美しさを持つ「ブルー」だといえるでしょう。

このカラーの犬を作出するのは大変難しく、ブリーダーでもなかなかお目にかかることは出来ません。価格もかなりの高額になることが多く、まさに超レアだといえます。

トイ・プードルの毛色は、元々は「ホワイト・ブラック・ブラウン」の3色でした。この3色を様々な組み合わせで繁殖していき、現在認定されている14色が創出されました。
現在はレッドが最も人気のあるカラーとなっていますが、このカラーが日本に初めて入ってきたのは1985年頃といわれていて、この時には初めて見るこのカラーに驚かれる方が多くいました。
実はトイ・プードルには、JKCに認定されている14色の他にも2色以上が混ざったような、多様な風合いを持つカラーが存在します。本来トイ・プードルのカラーは単色のみが基準とされていますので、2色以上が混ざったものはミスカラーとされています。

ただこのミスカラーは色が単色でなく血統証が発行されないだけで、犬として何か問題がある訳ではありません。登録基準から外れていることから通常よりも安価で購入できることもあり、この変わったカラーをあえて好む人もいるほどです。

まとめ

トイ・プードルの毛色について紹介をしてきましたが、認定されている色が14色もあることには驚かれた方もいるのではないでしょうか。
これだけカラーの種類があると迎え入れる時に選ぶ楽しみもありますし、成長過程で色も多少変化していくようなので、それを楽しみながら生活していくのもいいですね。