忠犬ハチ公が渋谷と秋田をつなぐ、ハチふるSHIBUYA meets AKITA

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渋谷駅前には行き交う人をずっと見守ってきた「忠犬ハチ公像」があります。そんな渋谷駅に、ハチのふるさと秋田と渋谷をつなぐ秋田犬にちなんだショップ「ハチふるSHIBUYA meets AKITA」が、さらにこの春にはオンラインショップもオープンしました!

ショップの売り上げの一部は、ハチの犬種である「秋田犬」の保存と保護に使われます。

今回はハチふるSHIBUYA meets AKITA を運営する秋田ケーブルテレビさん(以下ハチふるさん)に「渋谷」と「秋田」「秋田犬」をつなぐ取り組みについてお話しを伺いました。

「忠犬ハチ公」がコンセプトのショップなのでギフトにも最適!犬好きな方は、是非チェックしてみてくださいね♪

「ハチふるSHIBUYA meets AKITA」とは

「ハチふるSHIBUYA meets AKITA」とは

まず最初に、「ハチふるSHIBUYA meets AKITA」がどんなショップなのかについてみていきましょう。

店舗名:「ハチふるSHIBUYA meets AKITA」

この店名の由来は、ハチ=忠犬ハチ公、ふる=ふるさと秋田、ハチがいっぱいのFULLを指す言葉を合わせていて、SHIBUYA meets AKITAは「ハチ公で渋谷と秋田をつなぐ」という意味を持っています。

実店舗は2021年11月1日に渋谷スクランブルスクエア14Fにオープンし、2022年3月8日にはオンラインショップがオープンしました。

ちなみに、渋谷の実店舗がオープンした日は11月1日=ワンワンワンの日、また、オンラインショップがオープンしたのが、3月8日でこれは忠犬ハチ公の命日だそうです。

犬にちなんだオープン日も、ハチ公の存在の大きさが感じられますね。

ハチふるSHIBUYA meets AKITA公式通販サイト:https://www.hachifull.jp/

「ハチふるSHIBUYA meets AKITA」の商品ピックアップ!

ここからはハチふるの商品をご紹介します。お店の中はハチ公だらけ!犬好きにはたまらないお店です。

「HACHEESE 5種アソート」税込2,160円

「HACHEESE 5種アソート」税込2,160円

渋谷区観光協会公認の渋谷土産ブランド「HACHEESE(ハチーズ)」。「いぶりがっこフィナンシェ」、 「枝豆マドレーヌ」、 「酒粕蒸ショコラ」、 「りんごのケークポム」 「紅茶&米粉のパンドジェーヌ」がセットになった商品で、パッケージには座っているハチがそれぞれ可愛く描かれています。

ハチのふるさと秋田県産の「あきたこまち米粉」「枝豆」「りんご」「酒粕」「いぶりがっこ」をそれぞれ原材料として使用し、ひと口サイズの5種の洋菓子に仕上げました。

商品ページ:HACHEESE 5種アソート」

ハチふる ぬいぐるみ(パープル・グレー)」税込1,650円

「ハチふる ぬいぐるみ(パープル・グレー)」税込1,650円

いつも秋田犬を近くに感じていたい。こんな方にぴったりのアイテムがハチふるのオリジナルぬいぐるみです。

実はこの子たちは、秋田からカメラを持って東京に観光に来ていて、渋谷の街並みを写真に収めているちょっと浮かれ気分な子たちというコンセプトがあるとか。レンズには、ハチ公像がずっとみてきた渋谷スクランブル交差点が映っているのもポイントです。

商品ページ:ハチふる ぬいぐるみ(パープル・グレー)

ハチ公ラーメン」 税込291円

「ハチ公ラーメン」 税込291円

ハチの犬種である秋田犬が描かれたパッケージの愛らしさとは裏腹に、秋田の有名地鶏「比内地鶏」の旨みが凝縮されたスープは本格的な味わい!

つるつるシコシコの麺がよく合う1人前のスープ付き麺です。

商品ページ:ハチ公ラーメン

ハチサイダー(3本セット)税込810円

「ハチサイダー(3本セット)税込810円」

秋田県仙北郡美郷町は名水の里。この地で明治35年から作り続けられている地サイダー「二テコサイダー」は、喉ごしがやわらかく、炭酸が苦手な人でもゴクゴク飲めると評判です。

パッケージにはハチとハチの飼い主だった東大の上野博士が描かれています。

商品ページ:ハチサイダー(3本セット)

売り上げの一部は、秋田犬の保存・保護に役立つ

株式会社秋田ケーブルテレビでは、2018年に一般社団法人ONE FOR AKITAを立ち上げ、秋田犬の保存・保護を目的とした事業を展開し、飼育放棄された秋田犬の保護と里親とのマッチングや適正飼育の指導、秋田犬の魅力や抱える課題の啓蒙活動などが行われています。

一般社団法人ONE FOR AKITA

「ハチふる」の売上の一部は、この活動の一環として、ハチの犬種である秋田犬の保存・保護のために活用される仕組みを採用しており、地方創生だけでなく、命を守るという活動に直結しているのも「ハチふる」の特徴です。

渋谷にハチふるSHIBUYA meets AKITAがオープンした理由

渋谷にハチふるSHIBUYA meets AKITAがオープンした理由

多くの人が行き交う渋谷に誕生した「ハチ公」や「秋田」をコンセプトとしたグッズが集まるって面白いですよね!

そこで、ハチふるさんに、SHIBUYA meets AKITAが始まった経緯などをお聞きしてみました。

――どうして秋田犬にまつわるショップを渋谷に出店されたのですか?

ハチふるさん:『忠犬ハチ公像』は、世界的な観光名所として有名な渋谷のシンボルとなっています。そのハチ公の生まれ故郷は秋田県。ハチ公の犬種は国の天然記念物に指定される秋田県原産の日本犬「秋田犬(あきたいぬ)」であり、「渋谷」と「秋田」はハチ公でつながる、とても縁深い関係があります。

ハチ公は、世界に通じるキラーコンテンツ。その無限の可能性は、地方の秋田にとって、まさに秋田と世界をつなぐ架け橋となると考えておりました。

ハチ公にちなんだ「渋谷」から情報発信することが地方創生の足がかりになる

ーーハチふるさんは、各地域の物産品を普通に販売するアンテナショップではなく、「忠犬ハチ公」がコンセプトの「秋田」にまつわるショップって他にはない唯一のお店ですよね!

ハチふるさん:2014年より国の政策として始まった「地方創生」ですが、コロナ禍においても東京一極集中の課題が浮き彫りとなったことで、ますますその重要性が高まったといわれています。

日本は、人口減少・高齢化という我が国が抱える大きな課題の早急な解決が必要となっている状況です。秋田県は、高齢化率と人口減少率が全国ワースト。その課題先進県「秋田県」の再生が、日本の地方創生の足がかりになると考えております。

そこで、ヒト・モノ・シゴト・ジョウホウで全国・世界と秋田をつなぎ、地方課題を解決し日本の地方創生に資することを目的に、事業の核となる拠点を渋谷再開発の中核である渋谷スクランブルスクエアに置き展開したいと思い、出店しました。

――少子高齢化が進む中で、社会的な問題を解決するためのモデルケースとなる取り組みですよね。

SHIBUYA meets AKITAのこだわり

――ハチ公、秋田犬がコンセプトのショップということですが、ここだけは外せない!というこだわりはありますか?

ハチふるさん:見た目は、忠犬ハチ公のお土産ショップとして、ハチ公商品(約90品目)を取り扱っておりますが、商品はすべて、「秋田県産の原材料使用」「秋田県で製造」「秋田で企画・デザイン」のいずれかにこだわって作っており、秋田県内の市場の活性化に寄与した商品づくりをモットーとしています。

――ハチ公グッズ約90点ってすごいですね。

ハチふるさん:こだわりのせいで、アンテナショップのように秋田県の既存商品を仕入れて販売することができず、1点1点、パッケージにハチ公のデザインをあしらったり、原材料や製造などを秋田産にするなど、オリジナル仕様の商品が大半となっています。

しかも、自社店舗のみで販売する商品も多く、小ロットでの生産を余儀なくされていて、メーカーさんに多大な協力をいただきながら作っています。

インターネットを使って秋田のよさを世界中に発信したい

SHIBUYA meets AKITAフラワーウォール

――今後はどんな取り組みをされていくのでしょうか?予定などあれば教えていただけますか?

ハチふるさん:そうですね。秋田県の再生、地方創生に向けて邁進することは社としての姿勢でありますが、まずは「ハチふる」に来ていただいたお客様に楽しんでいただき、満足いただける商品を提供することが第一です。

今後は、実店舗とオンラインショップを組み合わせながら、ハチのふるさと「秋田県」の食や観光といったPRイベントも店内で展開していきます。

渋谷の実店舗には100インチのデジタルサイネージとオンライン環境を整えており、オンラインで渋谷と秋田を繋いで、秋田の生産者さんが素材の良さをライブで伝えながらお客様に商品に手を取っていただく、みたいな企画も考えています。

また、4月8日(ハチの日)より、インスタグラムを活用したライブコマース(毎月8の付く日の夜8時に実施)をはじめました。アンバサダーならぬ「ハチふる”ワン”バサダー」が商品の魅力をインスタライブでお届けしながらオンラインショップの紹介をします。

その他では、店頭に「秋田杉の忠犬ハチ公」(木彫りの像)を設置しているのですがその後ろに「フラワーウォール」を設置しました。

これは「人も、動物も、植物も、すべてに個性と魅力がある。個が集まり 光り輝く 多様性のある未来へ」というメッセージを込めた企画で、ダリアをはじめ秋田県産の廃棄花をドライフラワーにして着色し、その花で装飾した壁を設置するというものです。

見た目にも美しく、フォトジェニックな空間となるため、ハチふるのシンボルとなり、もう一つのハチ公の待ち合わせ場所になればいいなと思っています。

ハチ公専門のお土産屋さんが渋谷の新しいスポットとなる

――これからはハチ公といったら「渋谷ハチ公像」だけではなく「ハチふる」もシンボルになりそうですね。

ハチふるさん:コロナの流行前では、渋谷駅の忠犬ハチ公像の前にはあふれんばかりの訪日外国の旅行客が訪れていたことを思い出しますが、アフターコロナで観光の動きが活発になった際には、日本そして渋谷に訪れた記念に、故郷で待つ親しい方へのお土産として、ぜひ「ハチふる」のハチ公土産を手にとってもらえたらうれしいです。

そして、秋田犬の命を守る活動に寄与する「ハチふる」の商品に興味を持っていただければと思います。

――ありがとうございました。

お問い合わせ先

運営会社:株式会社秋田ケーブルテレビ

店舗名:ハチふるSHIBUYA meets AKITA

公式ホームページ/ショッピングサイト:https://www.hachifull.jp/

Instagram:@hachifull_shibuya_meets_akita

住 所:東京都渋谷区渋谷二丁目24 番 12 号渋谷スクランブルスクエア 14 階 (渋谷駅直結・直上)

営業時間:10時~21時

定休日:無休

電話番号:03-6450-5989(店舗)

編集後記

渋谷のハチ公 秋田のお土産ショップハチふるmeetsAKITA

ハチ公物語は、渋谷で飼い主を10年通い待ち続けた、涙なしには語れない実話。

人々の心を動かした忠犬ハチ公の話はリメイクされハリウッド映画にもなりました。

忠犬ハチ公とふるさと秋田の物語がコンセプトの『ハチふるSHIBUYA meets AKITA』は、秋田の魅力を伝え、秋田の地方創生や秋田犬の保存や保護などの犬の命を守る活動にも貢献しています。

ハチ公で渋谷と秋田をつなぐ。取材をしてハチ公の存在の大きさを感じました。

店舗やオンラインショップにはたくさんのハチ公グッズが並んでいます。犬好きな方のギフトなどにぴったりのアイテムもあるので、お誕生日などの記念日や犬友さんへのプレゼントにもおすすめです!

取材協力/画像提供:秋田ケーブルテレビ

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ドッグパッド編集部

ドッグパッド編集部

ワンちゃんとの楽しい生活に役立つ独自の情報を取材し、配信するエディター集団です。皆さまが普段「あるといいな」と感じていること「こんな工夫は楽しいよ」と知らせたいこと、疑問、質問、困りごとなど、どしどしお寄せください。

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